BGVP DX3s
以下リンク先はBGVPのイントラコンカ（インナーイヤー）の後継機と思われるDX5
amazonで在庫切れのみならず、aliの方でも切れていて、私が買ったときには露骨な在庫処理モードでした。
それなりに長いali人生、精密機械のはずなのになんか透明な袋に発泡スチロールにセロテープで固定されたガジェットの入った国際郵便、GIFTと記されていた謎のヘッドホンケースに入ってそのまま来たヘッドホン、そういうものが日々あるわけですが、このBGVP DX3sは、ケーブルなしでなんかハウジングがころっと２つはいっているだけどいう最もシンプルでエコな包装で届きました。マジで百均イヤホン以下の包装でしたね。
したがって、純正ケーブルではないです。（ついてなかったので……）。MMCX端子なので部屋に転がっていたyinyooのケーブルを刺して聞いています。色的に多分これ。
そもそも部屋に全然イントラコンカがなくて、最初聞いたときはもこもこしてるのに低音はないし全然聞いてられないなと思ったんですが、いま普通に部屋で落ち着いて聞いてみると、2000円以下で買えるイヤホンとしては十分な解像度、そしてイントラコンカ型特有の音場の余裕（まあ開放型ヘッドホンと密閉型ヘッドホンの違いがありますからね）があり、イントラコンカ型で何か聞いてみたい、というので最初に買うなら全然ありなんじゃないかと思っていたり。
この値段のインナーイヤーって今amazonで買えるものだと
この２つぐらいしかないですよね。確かEB2という機種があって、NICEHCKのインナーイヤーとしてはそれがそれなりに有名だったと思うのですが、このME80の商品説明に
これはEB2後の引き続きの傑作で
とあるのでこれが後継機のようです。でもこれリケーブル出来ないんですよね……。まあ2000円のイヤホンでリケーブルを楽しむというのも変な感じで事実上は困らない気もしますが、出来たら嬉しいのがマニアというもので……（現にノイズ対策でバランスに変えたし、、、）
イントラコンカなんで遮音性なんかないですが、それなりに音量をあげられる環境で聞けば、あらにも気づきにくい（開放的で音場広いといっても流石に分離感みたいなものは感じないですね。hifi～～～って感じではなくて、全ての音が一体になってやってきます（といってもそれぞれの音は聞き分けられるので、もこもこ感はないです）。）
音の響きがいい感じに重なっていて、どこの音が安っぽいとかそういうことを感じさせにくいです。（しつこい響きがあってもやもやしているということではないのですが）ドライでもなくウェットでもない自然な音というか。あーでも（特に声の高さより上の）エレキギターとかってちょっと安っぽいかもしれないです。
低音は流石に相対的には弱いですが（イヤーピースもそうですが、隙間があったり開放的にすると低音から聞こえにくくなりますので）、中高音重視、と言われているようなイヤホンほどではなく、普通にあるけどそこまで目立たない、というぐらいじゃないでしょうか。音量をあげていくと一番うるさいのはでも人の声なので（刺さる感じはないので高音は別に強くないですね）、相対的には中音あたりが強めのイヤホンなのだろうとは思います。
シンセキラキラ系よりは、楽器の少ないボーカリスト寄りの曲にあう気がします（久保田利伸が今流れていますが、こういうのだと安っぽさとか全然感じない）といったそばからロック調＋シンセ（アイドルっぽい曲とか。フランシュシュ……ってアイドルっぽい曲として挙げていいんだろうか。）だったら気持ちよく聞けるなあ……と思ったりして、やっぱりあんまりくさすところが見つからないですね。
まあクラシックとかはダメだと思います。まあ甲高めの女性声優もあんまりよくないですね。しつこく聞くとギターがなんか変だ……そこ重視の人もやめたほうがいいでしょう。声第一です。でも値段からすると非常にいいのではないかと。もっともこの値段のイントラコンカは持ってないので、比較対象はQKZとかで、QKZも結局悪くはないとなっちゃうし、開放型と密閉型を同じ土壌で比較するような難しさもあり、「ハイコスパだぜ！」と声高に言う勇気はないですね。
手元のイヤホン用のお安いアンプ（比較用に複数挿せるやつを置いてあるのです。メーカーはLittle Bear。）だとノイズが気持ち載っていますから、そこがシビアな人はあれかもしれません（多ドラでもないのにノイズあるのは嫌な人は嫌かもしれませんね。）
いつものパターンですが、バランスケーブルでDX160につなぐとノイズは消えます（バランス接続ってこういうノイズに弱いイヤホンのためという感じがしてますね。最近は）。その分クリア、、とまではいいませんが、よい音に聞こえますね。
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