要旨:安くバランス接続でイヤホンを聞いてみたい!ので値段順にリスト作った→いい有線イヤホンのリストにもなった
安くバランス接続でイヤホンを聞いてみたい!ので値段順に探しました。結果的に価格帯別の評判のいい有線イヤホン(無線はレシーバーを使う以外はバランスになりませんので)のリストになっていると感じます。
一度普通の3.5mm端子で出したあとに評判がよかった機種なので、バランスバージョンを出す、とか、人気の機種の後継機なので気合いを入れてアップグレードした性能をアピールするために最初からバランスケーブルつけるぞ!とかそういったタイトルがかなりあるように見えます。
メーカー側がバランス接続のメリットを見出してるものがいいなということで、メーカー側で何らかバランスに対してアプローチしているもののみをリストしていますが、実際は端子さえ合えばバランス化は可能です。
- 要旨:安くバランス接続でイヤホンを聞いてみたい!ので値段順にリスト作った→いい有線イヤホンのリストにもなった
- 【結論】バランス接続入門のおすすめはリケ不可ならCo-Donguri、リケ可ならKINERA SIF+アップグレードケーブル
- バランス接続に対応している(有線イヤホンを販売している)メーカー一覧
- バランス接続に必要なもの→有線イヤホンと対応再生機器
- イヤホンは別に公式がバランス対応を謳っていなくても基本的には大丈夫
- リケーブル不可でバランス接続端子がついている安価なイヤホン
- リケーブル不可のイヤホン
- 茶楽音人 Co-Donguri Balance
- アンティーム/intime 碧-Light Balanced【2.5mm・4.4mmが限定生産】
- 水月雨(MOONDROP) Liebesleid 2.5mm/4.4mm Balanced Version
- 水月雨(MOONDROP) CHACONNE 2.5mm/4.4mm Balanced Version
- バランス接続対応ケーブルが付属しているイヤホン
- Ar:tio RK01【MMCX/2.5mm・4.4mm・3.5mmケーブル3種付属】
- Astell&Kern IEM-JH Audio THE SIREN SERIES DIANA【2pin】
- DUNU-TOPSOUND DK2001/DUNU-TOPSOUND DK-3001 PRO【MMCX】
- iBasso Audio AM05【MMCX/2.5mm/3.5mmアダプタ付属】
- SONY XBA-N3BP【SONY独自端子】
- RHA CL2 Planar【MMCX/2.5mm/2ケーブル】
- radius HP-TWF42R
- audio-technica ATH-CK2000Ti【A2DC】
- DITA Awesome Truth Black
- AZLA ORTA
- Shuoer TAPE
- バランス対応の専用ケーブル/アップグレードケーブルが存在するイヤホン
- Auglamour R8-J
- TANCHJIM OXYGEN【2pin 0.78mm】
- Cayin YB04【2pin 0.78mm】
- AKG N30/N40
- Hifiman RE800J
- DITA Awesome Truth Black
- メーカー純正汎用ケーブルxメーカーリケーブル可能最安イヤホンの組み合わせ
- KINERA SIF+KINERA CD001 MKII【MMCX】
- SIMGOT+ SIMGOT EM2
- WESTONE
- AZLA ORTA Silver Plated Cable 2.5mm
- radius HC-2SPC44K+radius NeXTRA HP-NX100
- FiiO LC-4.4C + FiiO FA1J
- Final シルバーコートケーブル+Final E4000
- audio-technica
- 10万円以上の超ハイエンドイヤホン
- AKG N5005
- Astell&Kern Layla AION
- 64 AUDIO Fourte Noir
- ULTRASONE SAPHIRE
- Oriolus Percivali JP Balanced
- VISION EARS ELYSIUM
- DITA Dream XLS
- DUNU-TOPSOUND DUNU LUNA
- SONY IER-Z1R
- audio-technica ATH-IEX1
- Fidue FIDUE A91 Sirius
- MEZE RAIPENTA
- Astell&Kern AK T9iE
- AROMA Witch Girl S
- HIFIMAN RE2000
- FitEar(須山補聴器)cable 006B
- カナルワークス
- 有名メーカーの2.5mm、4.4mm、3.5mm変換コネクタ・変換ケーブル
- FiiO
- Cayin
- AZLA
- 番外編1:変換コネクタましましケーブル
- 番外編2:左右を入れ替えると材質が変わるケーブル
- バランスド・アーマチュアとバランス接続にも関係はない
- ハイレゾ対応とバランス接続は直接の関係はない
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【!注意!】バランス接続はプレイヤー側の機器が対応していないと使えません! イヤホンだけではなく、プレイヤーなりアンプなりを買う必要があります!
【結論】バランス接続入門のおすすめはリケ不可ならCo-Donguri、リケ可ならKINERA SIF+アップグレードケーブル
リケ不可で1万円以下ならco-donguri
茶楽音人 ハイレゾ対応 ダイナミック密閉型カナルイヤホン Co-Donguri Balance 2.5mmプラグモデル Indigo (インディゴ)
- 発売日: 2018/06/29
- メディア: エレクトロニクス
定評ある国産機なのと、2.5mm/4.4mm両方あるのがいいかなと。amazonの商品名通りハイレゾ対応とのこと。
リケ可を目指すならKINERA SIF+KINERAのアップグレードケーブル
KINERA CD001 MKⅡ【4.4 Balance 5 Pole】 | イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン
ちょっと1万円からは足がでちゃいますが、純正でこの値段で評判のいい廉価イヤホンも試せていいかなと。MMCXなので今後他のイヤホンにも使いやすいでしょうし。ハイレゾ対応は国産の認定規格なので、kineraのような低価格の海外メーカー品だと認定マークはないようですね。
バランス接続に対応している(有線イヤホンを販売している)メーカー一覧
茶楽音人|アンティーム/intime|水月雨(MOONDROP)|Ar:tio|Astell&Kern JH Audio|DUNU-TOPSOUND|iBasso|SONY|RHA|radius|audio-technica|DITA|AZLA|Shuoer|Auglamour|TANCHJIM|Cayin|AKG|Hifiman|KINERA|SIMGOT|WESTONE|FiiO|Final|AKG N5005|Astell&Kern|64 AUDIO|ULTRASONE|Oriolus|VISION EARS|Fidue|MEZE|AROMA|HIFIMAN RE2000|FitEar(須山補聴器)|カナルワークス
メーカーのラインナップ内にバランス接続に何らか対応をオフィシャルに謳ったイヤホンが存在するメーカーの一覧です。
アップグレードケーブルが単品販売されていない場合は、ハイエンドイヤホンにのみ同梱されているというパターンもあります。
メーカーによっては、あるレベル以上のハイエンドイヤホンでなければバランス接続の恩恵は受けられないと考えているような説明をしていることもありますし、茶楽音人、アンティーム、Auglamourのようにかなり廉価なイヤホンにバランス端子をつけて販売している場合もあり、メーカーによって考え方は様々です。
バランス接続に必要なもの→有線イヤホンと対応再生機器
バランス接続はまず有線です。bluetoothイヤホンでは使えません。ただし、バランス接続端子つきbluetooth受信機⇒有線接続イヤホンという使い方は出来ます。その辺自信がなければ、とにかく有線で使うものと思えばいいかと。
そもそもイヤホンは、左右が独立して音を出しているので、ヘッドホンに比べてバランス化は容易です。
ヘッドホンは、高級なもの以外は、ケーブルが左右のどちらかにしか刺さっていないと思います。つまり、左右の音を出すドライバーで音の流れる部分を共有しているので、そのあたりバランス化出来るかはネジで蓋を開けてみないとわかりません(蓋を開けてケーブルをはんだ付けしなおしている人もいます)「ヘッドホン 改造」で検索するとそのようにしている方がたくさんいますね。(ここで言う高級のラインは、だいたい3~5万円とか。)
イヤホンももともとはリケーブルが出来るなんていうのはめちゃくちゃ高級機に限られていたのですが(だからヘッドホン同様改造というのもありました)、最近のイヤホン、特に中華(中国の新興メーカーの製品を中華○○と言ったりしますね)イヤホンは安いものでも、ケーブル交換が出来るようになっています。
すると、ケーブルをバランス対応のものに変えるだけで、バランスで出ている音の恩恵を受けることが出来ます。
イヤホンは別に公式がバランス対応を謳っていなくても基本的には大丈夫
ですから、ある意味この記事を読まなくても、リケーブル可能なイヤホンを買って、好きなバランス接続対応ケーブルを買えば、聞けます
とはいえおそらくリケーブル可能で汎用端子(たくさんケーブルを持ってない人以外はMMCXという端子がいいと思います。2pinはバリエーションが多いのでちょっと心配があるので)でというものとケーブルを買えば、安く済ませても6000~8000円以上で、ここであつかった最初からリケーブル不可、というイヤホン以外、特にMMCXのような汎用端子の場合は、別途バランスケーブルを買えば大丈夫です
2pinなどを中心に、端子部が特殊なものもあるのでそれは個別に確認お願いします。今回はそういう心配のないもの(メーカーごとにオフィシャルがあるもの)だけ紹介しているということになりますね。
これはハイレゾ対応の有無にも似ていて、プレイヤーなんかはハイレゾに対応しているかどうかはチップの性能で基本的に事前に決まっていて、無理にハイレゾを再生しようとしても音がでないということになりうるのですが、イヤホンやヘッドホンのハイレゾ対応は、指定機関に認定されたかどうかによるので、別にマークがなくてもハイレゾ音源は聞けます。差が分かるかは聞く人とイヤホンに寄りますが、それもバランス接続と同じです。
リケーブル不可でバランス接続端子がついている安価なイヤホン
最初にリケーブル不可の安価で評判のいいイヤホンを紹介します。
リケーブル不可であるというのでメリットとデメリットがありますね
リケーブル不可なイヤホンのメリット
- メーカーがベストな材質のケーブルをつけてくれているという安心感
- よほどの力を加えない限り、ハウジングとケーブルが外れることがなく、ポケットの中で片方が外れてしまう、あるいはなくしてしまうということがない
リケーブル不可なイヤホンのデメリット
- ケーブルが断線すると基本的にもう使えない
- 特殊な端子の場合、変換ジャックがないと、普通の機器に接続できない
- ケーブルの硬さや取り回しが納得いかない場合に、音が好きでもイヤホン自体を使いづらい
正直、高価なイヤホンでも、ケーブルと接続端子がなんだかうまく噛み合わないものというのも結構あって(個人的な経験ではrose BR5mk2とか)、私みたいに使わないときにポケットにしまってしまうような大雑把な人間は、いつの間にか外れてひやひやします。
ケーブルから外れてしまって道に落としたこともありますね。
そういうことを気にせず使えるリケーブル不可イヤホンのメリットというのは確かにあると思います。毎日の通勤で使うとなると、使わないときは丁寧にキャリングケースに入れて……とはならないと思うので。
それでも、バランス接続で音を聞きたい、という需要はあるわけで、そういう人の期待に以下のイヤホンが応えると思います。
リケーブル不可のイヤホン
意外に廉価価格帯が多くなりました。(しかも定評のある国産機種です)あとは水月雨という海外のメーカー人気の2機種です。
茶楽音人 Co-Donguri Balance
茶楽音人 ハイレゾ対応 ダイナミック密閉型カナルイヤホン Co-Donguri Balance 2.5mmプラグモデル Indigo (インディゴ)
- 発売日: 2018/06/29
- メディア: エレクトロニクス
Co-DonguriはCo-Donguri零がVGP2017 − Phile-webでもインナーイヤー型ヘッドホン(5000円未満)部門で受賞歴がありますし、5000円以下の国産イヤホンの中では定番機種という認識です。
2.5mmと4.4mm両方のモデルがあるので、自分が使っているものに合わせて買えるのもいいですね。
このドングリ型のハウジングの場合、自分の耳にフィットするかどうかというのはかなり重要で、イヤーピースを真剣に検討する必要はあるだろうと思います(Shureっぽい、耳に蓋をするような大きなハウジングのイヤホンに比べてということです)。
そのあたり、お気に入りのイヤーピースが手元にあるとか、イヤーピースを使うのが苦にならないちおう場合以外は、視聴してしてみてから購入するのが良さそうです。
アンティーム/intime 碧-Light Balanced【2.5mm・4.4mmが限定生産】
intime 碧(「そら」と読むみたいですね)も5000円以下の国産イヤホンでは定番機種といえると思います。
人気機種だけあり、碧2、碧Ti3(末尾のTiはチタンという金属ハウジングを指しています(TFZにも同様のNo.3Tiなどがありますね)。あとグラボ持ってる人はtiってつけて上位機種を表すという作法は分かると思います)、碧light、と色々派生機種がある中で、碧light balancedとしてこの機種があるということですね。
ただし、限定生産品で、公式サイトでもeイヤホンでもすでに在庫が切れています。価格的にはco-donguriと同程度でしたが、今購入するならco-donguriのほうがよさそうですね。
ハイレゾイヤホンのintime【アンティーム】 碧 -SORA- - O2aid(オーツェイド)オンラインショップ
より高価なintime【アンティーム】碧 -SORA- Ti3-Balancedについては、公式ショップでまだ購入が可能なようです。
水月雨(MOONDROP) Liebesleid 2.5mm/4.4mm Balanced Version
水月雨(MOONDROP) 真鍮削り出し インナーイヤー型 イヤホン Liebesleid 4.4mm Balanced Version 日本モデル 1年保証 M
- 発売日: 2019/10/09
- メディア: エレクトロニクス
タイプ インナーイヤー型|ドライバー φ13.5mm ダイナミック|ハウジング 真鍮削り出し|再生周波数帯域 8-40000HZ|インピーダンス 24 Ω±15%|感度 110dB@1kHz|ケーブル 8μm 銀メッキ 4N-OFC|重量 32g →eイヤホン商品ページ
水月雨の中国の公式サイトにはbalanced version の文字はありません。オリジナルのLibesleidはインピーダンスが24Ωとのことです。
LiebesleidはLiebesが愛、leidが悲哀、で「愛の悲しみ」という単語です。あえてカタカナで書くなら「リープスライト」です。クライスラーの楽曲からでしょうか。私はずっとLiebesliedで愛の歌だと思ってましたが、いまこのために書き写してみたら全然違いましたね……。
水月雨(MOONDROP) CHACONNE 2.5mm/4.4mm Balanced Version
水月雨(MOONDROP) インナーイヤー型 イヤホン CHACONNE 2.5mm Balanced Version 液晶ポリマー(LCP)振動板 1年保証 CHACONNE25B
- 発売日: 2020/03/27
- メディア: エレクトロニクス
タイプ:インナーイヤー型|ドライバー:13.5 mm ダイナミック液晶ポリマー( LCP )振動版外磁型マグネット|ハウジング:航空機用 チタン合金「 TC4 」切削加工 金メッキ黄銅フロントハウジング|再生周波数帯域:20~20000 Hz|インピーダンス:24Ω ±15|感度:124 dB /1mW|ケーブル: 4N 銀メッキ& 6N OCC (リッツ線)|重量:30 g →eイヤホン商品ページ
水月雨の中国の公式サイトにはbalanced version の文字はありません。オリジナルのCHACONNEはインピーダンスが24Ωとのことです。
CHACCONNEはおそらく「シャコンヌ」 シャコンヌ - Wikipedia これもクラシック絡みの単語です。水月雨はアニメ調の女の子が箱にいることで知られていますが、アニソンを聞こう!みたいな派手さよりは実際クラシックを聞くのに使ったりしている人が多いイメージもあります。
LisbesliedもCHACCONNEもいわゆるカナル型イヤホンではありません。イントラコンカ型(耳乗せ型)と言われるやつで、商品画像を見てもらえばわかるように、耳の奥まで突っ込むことは出来なくて、蓋をするようにつけるタイプです。昔の安いイヤホンとかは全部こんな感じでしたが、遮蔽性とかを求めていつの間にか耳の穴の奥まで突っ込めるカナル型が主流になっていきましたね。そこであえて水月雨は数万円のハイエンドイヤホンでイントラコンカを出しています。
あくまで一般論としてイントラコンカの美点を述べておけば、カナル型と比べて音漏れが防げない訳ですが、それは逆に言えば耳の中の洞窟で鳴る音ではなくて、耳の近くで360度いろんな方向から音がなる自然さがあるということで、好きな人は非常に好きな音になるようです(私はイントラコンカ型は1つしか持っていなくてしかもあんまり耳の形と合わなかったので、伝聞になってしまいます……)
バランス接続対応ケーブルが付属しているイヤホン
本当に初めてならリケーブルが可能(したがって将来的に断線しても大丈夫)、でありながら、バランス接続ケーブルと通常のケーブルが付属、あるいはバランスケーブル+変換アダプター付属、のモデルのほうが安心感はありますね。
ただし、最初からバランス接続想定ということで、各社それなりの値段のイヤホン(おそらく本体価格が2万円超えでケーブル含めて3万円↑のものです)ですので、この値段のイヤホンを買う決めてとして、バランスかどうかだけ、というのは人によってはちょっと心もとないかもしれません。
というか私がもしまだこの価格のイヤホンを持っていなかったらそう思うと思いました。
ですので、次の項目にケーブルとイヤホンを別で買ってもう少し安くスタートするには?という項目も立てていますのでご参考にしてください。
しかしここに並んでいるイヤホンは各社自信のモデルだとは言えるので、レビューなど見て納得がいけばいいイヤホンだろうなとは思います。
Ar:tio RK01【MMCX/2.5mm・4.4mm・3.5mmケーブル3種付属】
素材:チタン合金|ドライバーユニット:Φ10mmダイナミック型|音響方式:密閉型|出力音圧レベル:109 dBSPL/mW|周波数特性:20Hz~20kHz|最大入力:200mW|公称ユニットインピーダンス:18 Ω|質量:約13.5g(ケーブル含まず) → 公式サイト
イヤホン市場は中国新興メーカー花盛りですが一部日本の新しいメーカーも存在します。Ar:tioはそんなメーカーですね。公式サイトも改めて見てみましたが日本語と英語が1ページにまとまっていて不思議な感じです。国内メーカーの3万円(ミドル以上でしょう)のイヤホンにしては珍しくハイレゾ認定をとっていなくて、別にハイレゾ認定が必要なわけではないという意思を感じます。
Astell&Kern IEM-JH Audio THE SIREN SERIES DIANA【2pin】
カラー Red / Gunmetal|形式 ユニバーサルフィットIEM (インイヤーモニター)|ユニット カスタムメイド・バランスドアーマチュアドライバー|(L/R各3ドライバー/高域×1、中域×1,低域×1)、3ウェイ構成)|インピーダンス 18Ω|ノイズアイソレーション -26dB|コネクター形状 カスタムIEM 2pinタイプ→ 公式サイト
ちょっとややこしいのですが、今売られているものにバランスケーブルが付属しているのはDIANAです。
ただし、その一つ下の機種のBillie Jeanはpurpleという限定品が販売されたことがあって、それには2.5mmバランスケーブルが付属していたとのことです(→公式サイト)。ただし、限定1000台ということなので、かなり入手しにくそうですが……
Billie Jeanは持ってますが、めちゃくちゃいい。私はこれを別メーカーのバランスケーブルでバランス化をして松任谷由実を聞いていますが、最高です。このsiren siriesはMichelle、Billie Jean、DIANA(どれもマイケル・ジャクソン絡みですね)いずれも女声向けと言われる高めの中音に強いイヤホンとされてると思います。
DUNU-TOPSOUND DK2001/DUNU-TOPSOUND DK-3001 PRO【MMCX】
DK2001→公式サイト | DK3001 PRO→公式サイト (詳細な仕様は公式サイトがコピペ禁止になっていたので貼り付けを控えました)インピーダンスはDK2001が13Ω、DK3001PROが20ΩΩとのことです。
DUNU DN2000、2000Jなんかのシリーズが相当評判がよかったDUNUですが、有線でリケーブル不可だったのが残念なところでした。
そういう声が多かったのか、最近のイヤホンはMMCXでリケーブル可能なものになっています。私の所有だとDUNU DN2000がとんでもない(ボーカルの綺麗さではもうめちゃくちゃですね)んで買ってみたいんですが値段が……。
iBasso Audio AM05【MMCX/2.5mm/3.5mmアダプタ付属】
構成:BAx5(Knowles製)|再生周波数特性:10Hz-40kHz|感度:115+/-2dB(at 1kHz)|インピーダンス:32Ω|ノイズアイソレーション:-30dB|定格出力:5mW|歪み率:<2%(at 1kHz/1mW)|左右バランス:L/R < 3dB at 1kHz|プラグ仕様:2.5mm 4極 金メッキプラグ(2.5mm to 3.5mm アダプタ付属)|ケーブル長:1.2m|製品重量:13.2g
このメーカーはむしろDAPで有名かもしれませんが、ibassoもいくつかイヤホンを出しています。多ドラということもあってrose br5mk2とかKBF mk4とかと比較されてるイメージですね。Knowles製ドライバー5つは大盤振る舞いでしょう。これもボーカル系のイヤホンのイメージです。
デフォルトケーブルが2.5mm端子で、変換アダプターがついている形式ですね。ibassoのアダプターは別売りされていないようなので、DAPと組み合わせる意味でも安心感がありそうです。
SONY XBA-N3BP【SONY独自端子】
型式 密閉ハイブリッド|ドライバーユニット ハイブリッド|感度 107dB/mW|再生周波数帯域 3Hz-40,000Hz|インピーダンス 16Ω(1kHzにて)|最大入力 *2 100mW(IEC)|コード長 約1.2m|コードタイプ 着脱式Y型|入力プラグ 金メッキ L型 バランス標準プラグ|質量 *3 約7g(ケーブル含まず)
ソニーのバランスケーブル付属モデルですとこれが最安でした。端子はソニーのイヤホン内だとかなり幅広く使えるのですが、独自端子(名前などはない)の模様。3万円で安心のソニーということで入門には向いているだろうとは思います。
RHA CL2 Planar【MMCX/2.5mm/2ケーブル】
RHA CL2 Planar Bluetooth/3.5mm/2.5mmバランス接続 平面駆動ハイレゾイヤホン MMCX端子着脱式 aptX/AAC対応 12時間再生 3年保証【国内正規品】
- 発売日: 2018/09/29
- メディア: エレクトロニクス
重量:9g (ケーブル除く)|ハウジング素材:ジルコニア|周波数特性:16 - 45,000Hz(有線接続時)|ドライバー:平面駆動|Bluetooth:V4.1|接続範囲:10m (障害物がない場合)|対応コーデック:aptX, AAC, SBC|リモコン&マイク:マイク搭載3ボタンユニバーサルリモコン → 公式サイトにあまり情報がないので、amazonより引用
バランスケーブル同梱、かつbluetooth対応のイヤホンは10万円以下だとこれだけになりました。しかも、イヤホンでは非常に珍しい、平面駆動型です。Unique Melody ME1とか TONEKING BL1とか従来選択肢がない中でRHAは比較的注力しているメーカーだと思います(最近は中国新興メーカーが頑張っていますが。tinhifiのP1は私も持っています)
もともとは10万円近かったものが、2020年の3月頃に半額近くまで値下げしたようですね。機能的に1本で色々済ませたい!というのにありなのかもしれません。
radius HP-TWF42R
型式:ダイナミック型 + ピエゾ型 (DDM方式) ドライバー:ダイナミック振動板Φ13.0mm(ベリリウムコーティング) + ピエゾ振動板Φ12.0mm|出力音圧レベル:108±3dB/mW|再生周波数帯域:10Hz~45000Hz|最大入力:20mW|インピーダンス:32Ω
商品名がわかりにくいですが、もともと【ラディウスを象徴する[ドブルベシリーズ]】があり、その【最上位フラッグシップモデル】 W n°4 があって、そこのバランスケーブルを追加したので「プラス1」ということでW n°4 +1という商品名のようですね。
audio-technica ATH-CK2000Ti【A2DC】
型式:ダイナミック型|ドライバー:φ9.8mm、φ8.8mm|出力音圧レベル:102dB/mW|再生周波数帯域:5~45,000Hz|最大入力:100mW|インピーダンス:10Ω|質量(コード除く):約12g|入力端子:A2DCコネクタージャック → 公式サイト
A2DCはオーディオテクニカの独自端子です。名称はヘッドホンと共通ですが、公式サイトに対応機種を確認出来るページがあって、別のケーブルを使ってねということになっています。
DITA Awesome Truth Black
アユート DITA Awesome Truth Black ANSWER-TRUTH-BLK-AP ANSWER-TRUTH-BLK-AP
- 発売日: 2017/03/04
- メディア: エレクトロニクス
全然知識のないメーカーですが、ケーブル自体の交換でもなく、アダプターを使った変換でもなく、ケーブル自体に交換端子(4pinだそうです。4極対応だからまあそうなるのか)がついていて、ケーブルのヘッドだけ変えられるのは面白い仕組みですね。
AZLA ORTA
カラー Shiny Silver、Abyss Blue|ドライバーユニット 8mm メタルドームドライバー|入力感度 105dB|THD+N 最大0.8%|インピーダンス 26Ω±10%|周波数特性 8Hz ~ 40kHz|重量 約20g (ケーブル含む) →公式サイト
ケーブル付属かつ1万円程度ということで一番いいかなと思っていたのですが、amazonで在庫が切れているので、中古狙いの方向けに名前は残しますが、取り消し線入れます。
Shuoer TAPE
Shuoer TAPEが2.5mm+変換プラグがデフォルトというような記述がamazonにはある(それで最初から3.5mmつけてくれよというようなレビューもある)のですが、商品画像見ると、変換プラグなしの3.5mmケーブルと2.5mm+変換プラグ両方写っていて、これはどうも途中の型番でケーブルを変えたんじゃないかという感じがしたので、いったん紹介やリンクなしとしました。TAPEは静電型のイヤホンとしては最安のもので、評判も悪くないとお思いますが。Shouerはどんどん新製品を出してるほんとうに新しいメーカーですね。
バランス対応の専用ケーブル/アップグレードケーブルが存在するイヤホン
大抵の場合イヤホンの端子は汎用なので、専用ケーブルが存在するからといってそのイヤホンにあわせなければいけないものでもありません。
ただし、アップグレードケーブルが存在するということは、メーカーは当然元のケーブルと聴き比べられることを前提にしている訳で、やってみるまでリケーブルの効果が分からないイヤホンと比べれば、メーカーはリケーブルの効果に自信を持っているとは言えると思います。
Auglamour R8-J
ドライバー:10mmダイナミック|インピーダンス:16±15%(Ω)|再生周波数帯域:20Hz~20kHz|感度:105dB@1kHz|ケーブル長:120cm|コネクタ:2pin|プラグ:3.5mm金メッキプラグ →公式サイト(R8-Jはeイヤホンコラボモデルなのでeイヤホンの商品ページを見ました)
この価格帯でアップグレードケーブルがあるというのは面白いですね。2pinというのがあるのでしょうが
AUGLAMOUR R8も評判のいいイヤホンで、それをもとにeイヤホンと共同開発したのがR8Jとのことです。これも廉価という点ではいい選択肢だと思うのですが、2pinケーブルの汎用性がどんなもんだろうということで、トップでおすすめしたKINERAのほうがつぶしが利くんじゃないかとは思います。
TANCHJIM OXYGEN【2pin 0.78mm】
色:シルバー/ブラック|ドライブユニット:ダブルキャビティダブルブレーキシングルムービングコイル|ダイアフラムタイプ:カーボンナノチューブダイアフラム|インピーダンス:32Ω|感度:110db|周波数応答:10〜40kHz|全高調波歪み:<0.2%|ワイヤー:1.2M交換可能無酸素銅銀メッキワイヤー/1.2M交換可能MICコールライン|ワイヤーインターフェース:0.78 2ピン|プラグ:3.5mm金メッキ →公式サイトをgoogle翻訳
TANCHIJIMはMOONDROP同様パッケージにアニメ調の絵なんかをのせるタイプの会社で、日本とアジア圏がメインの商圏なのかな(headfiだったかで、westernerにはきついよ的なコメントを見たことがありますね)
OXYGENは中高音重視のボーカルイヤホンでは私が持っている中だと屈指です。低音はドンドコ系に比べると少ないですけど、それを補ってあまりある声と金物のキラキラ感がありますね(もちろん低音も全然出ないわけじゃないです。声の艶みたいなのはしっかりあります。)イヤホン本体は軽いのにハウジングに金属感がありちゃんと高級感はあります。インピーダンス32Ωって結構高いですけど、それで不便を感じたこともないですね。ちょこちょこ外装が変わっているみたいですけど、私のはシンプルな黒でした。
Cayin YB04【2pin 0.78mm】
エンクロージャー:CNC削り出し航空機グレードアルミ製|ドライバーユニット:BA4基(ツイーター:Knowles*2、ウーファー:Sonion*2)|周波数特性:18khz~40khz|インピーダンス:30Ω|感度:113dB@1kHz+-2dB|イヤホンケーブル:長さ1.3mm|入力コネクター:3.5mmTRS シングルエンド|イヤホンコネクター:2-pin 0.78mm →公式サイト
DAやアンプのイメージの強いCayinの唯一のイヤホンです(少なくとも公式サイトにはこのイヤホン1つしか載っていません)
ただ、ちょっとマニアックかもしれないです。レビュー的なものもあんまり見たことがなくて……。購入前に試聴やレビューの確認は必要だろうと思います。
AKG N30/N40
※生産完了につき流通在庫のみとなります。
インピーダンス:32Ω|感度:101dB SPL/V @1kHz|最大入力:20mW|本体重量:19.5g →公式サイト
インピーダンス:20Ω|感度:115dB SPL/V @1kHz|周波数帯域:10-40kHz|本体重量:22 g|最大入力:10mW →公式サイト
AKGのイヤホン用バランスケーブルは調べた限りこれだけです。しかも、端子自体はMMCXという標準的な端子なのですが、明確にN30/N40用を謳っていますね。AKGはヘッドホンでもバランス対応に積極的でなかったりするので、やっと出してみたという感じでしょうか。
Hifiman RE800J
【お取り寄せ】HIFIMAN Balanced Cable for RE800J | イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン
hifimanといえばヘッドホンですかね。イヤホンではre800 silver、re800j、re2000とラインナップがありますが、真ん中のポジションだと思います。
hifimanおヘッドホンは気に入っていますし、re800jも非常の評判がいいのでほしいところですが、いかんせん値段が……
DITA Awesome Truth Black
メーカー純正汎用ケーブルxメーカーリケーブル可能最安イヤホンの組み合わせ
メーカーがバランス接続対応ケーブルを出しているが、特に対応機種などを謳っていない場合、端子が揃えば接続は可能なわけですが、せっかくなので同じメーカーのリケーブル可能イヤホンと組み合わせる(テストとかは自社製品でしている可能性が高いので)とどういうことになるかリストしました。
AKG CN120-2.5Eなんかは、N30/N40向けと明言されていますが、同梱ケーブルを別売りしている場合でも特に機種名を謳っていない場合は、新たに同じメーカーのより廉価なリケーブル可能製品との組み合わせを探してみました。
KINERA SIF+KINERA CD001 MKII【MMCX】
KINERA CD001 MKⅡ【4.4 Balance 5 Pole】 | イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン
SIMGOT+ SIMGOT EM2
Transducer unit:10mm high magnetic compound dynamic driver & Knowles balanced armature RAF-32873|Diaphragm:Polymer compound titanium-plated diaphragm|Frequency response:15Hz-40kHz|Sensitivity:≥101dB(at 1000Hz)|Impedance:10Ω|Distortion:<1% 101dB(20μpa)|Channel imbalance:<1.5dB(at 1000Hz)|Rated power:15mW|Cable:4 cores of SPC braided cable →公式サイト
SIMGOTは日本より中国本国とかで評判が高いイメージがあります。商品展開のペースがゆったりだからかな。中国で音響の専門家の人がブログでsimgotを推していたのを読んだイメージが強いかもしれません。
WESTONE
Westone「Astell&Kern用バランス極細ケーブル」発売のお知らせ|テックウインド株式会社
WESTONE WST-AKBALANCED-THIN【Westone用極細MMCXケーブル】【AK2.5mm4極バランス / Westone MMCX】 | イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン
AZLA ORTA Silver Plated Cable 2.5mm
AZLA ORTA Silver Plated Cable 2.5mm 【AZL-ORTA-CABLE-2.5-SLV】 | イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン
azlaはeイヤホンだとまだ在庫があってAZLA ORTA用のケーブルの単品売りもされているのですが、いつの間にか(この記事をまとめている間に)片っ端から在庫が切れてしまったので、ケーブルだけ紹介しておきます。
radius HC-2SPC44K+radius NeXTRA HP-NX100
上で書いた通り、ラディウスのバランスケーブル同梱版はラディウスの最上位フラッグシップモデルなので、より廉価なモデルと組み合わせることも出来ます。
別売のアップグレードケーブルをご使用いただくことでさらにワンランク上の音質をお楽しみいただけます。→公式サイト
とも謳われているのでケーブルで音質向上余地ありとラディウスとしても思っているモデルなのではないでしょうか。
FiiO LC-4.4C + FiiO FA1J
FiioもCayin同様DAPやアンプでも有名なメーカーだと思いますが、Cayinと違ってイヤホンは複数出しています。個人的にはFH5あたりを狙っていますが、比較的廉価なところでいうとこのFA1Jでしょうか。
FiiOぐらいになるとバランスの変換アダプターですが、メーカーに関わらず使えるケーブルとしても安心感もあって、好きなイヤホンと組み合わせる目的でケーブル単体で買うのもありではないでしょうか。
Final シルバーコートケーブル+Final E4000
final シルバーコートケーブル MMCX 1.2m (4.4mm 5極バランス)
FinalはEシリーズが入門用に用意されていると思うのですが(更にハイエンドはMAKEとかHEAVENとか)、E3000まではリケーブル不可なので、E4000かE5000がスタート地点になりそうです。
audio-technica
audio-technica ヘッドホンリケーブル(1.2m)【A2DCコネクタ⇔4.4mm5極バランス】) HDC114A/1.2
10万円以上の超ハイエンドイヤホン
この辺になるとある意味装飾品が豪華なのは当たり前という感じですし、私からコメント出来ることもないので、リストだけ作りました。
MEZE RAI PENTAとSONYのZ1RとWitch Girlぐらいしか名前も知らないといった感じです。
Z1Rはソニーのハイエンドイヤホンのトップ(4.4mm端子を推し進めてるのはソニーなので、そりゃ最高級イヤホンには付属しますね。)、MEZE RAI PENTAはヘッドホン(Meze 99 Classics)でも有名なルーマニアの新興メーカーMEZEのイヤホンですね。AROMAのWitch Girl Sは文字通り魔法少女と呼ばれていてインパクト強いので名前を知っています。12ドライバーの超多ドライヤホンで、kzとかccaが出てくる前だとそのカタログスペックでも異彩を放っていたようですね。
AKG N5005
AKG N5005 イヤホン Bluetooth対応/カナル型/ハイレゾ対応/ケーブル着脱式 ピアノブラック AKGN5005BLKJP 【国内正規品/メーカー2年保証付き】
Astell&Kern Layla AION
アステルアンドケルン バランスドアーマチュア・ユニバーサルフィットIEM (インイヤーモニター)Layla AION LAYLA-AION
64 AUDIO Fourte Noir
64 Audio 限定生産モデル 4 Driver Universal IEM ハイブリッド型 Fourté Noir
ULTRASONE SAPHIRE
ウルトラゾーン ハイブリッド密閉型イヤホンULTRASONE SAPHIRE ULT-SAPHIRE
Oriolus Percivali JP Balanced
Oriolus Percivali JP Balanced | イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン
VISION EARS ELYSIUM
【お取り寄せ】VISION EARS ELYSIUM (Universal Fit) | イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン
DITA Dream XLS
DITA Dream XLS ダイナミックドライバー&チタン製筐体イヤホン
DUNU-TOPSOUND DUNU LUNA
【新製品】DUNU-TOPSOUND DUNU LUNA | イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン
SONY IER-Z1R
ソニー ハイレゾ対応カナルイヤホンSONY Signature Series IER-Z1R
audio-technica ATH-IEX1
オーディオテクニカ audio-technica カナルイヤホン バランスド・アーマチュア2基 ハイブリッド型 ATH-IEX1 ハイレゾ対応 チタンハウジング
Fidue FIDUE A91 Sirius
FIDUE A91 ハイブリッドイヤホン 4BA +1DD TSH-F-SIRIUS
MEZE RAIPENTA
MEZE RAIPENTA ハイブリッド型5 ドライバー(ハイブリッド ペンタドライバー テクノロジー)
Astell&Kern AK T9iE
アステルアンドケルン ダイナミック密閉型カナルイヤホンbeyerdynamic+Astell&Kern AK T9iE AK-T9IE
AROMA Witch Girl S
Witch Girlシリーズ専用バランスケーブル
Witch Girlシリーズ専用バランスケーブル | AROMA JP
HIFIMAN RE2000
HIFIMAN ハイファイマン RE2000 silver 高音質イヤホン/カナル型イヤホン ハイエンドイヤホン ハイレゾ音源対応 一年保証【国内正規品】
Hifiman RE2000 バランスケーブル
HIFIMAN Balanced Cable for RE2000【3.5mm4極バランス※iPhone使用不可 / カスタムIEM 2pin】 | イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン
FitEar(須山補聴器)cable 006B
FitEar cable 006B【3.5mm4極バランス / FitEar】
※同メーカーの本体価格考慮すると10万円越えるため
カナルワークス
カナルワークス canal works スペアケーブル ブラック 162cm 4.4mmバランスプラグ(単品販売用) | イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン
※同メーカーの本体価格考慮すると10万円越えるため
有名メーカーの2.5mm、4.4mm、3.5mm変換コネクタ・変換ケーブル
2.5mm←→4.4mmは相互変換可能です。厳密に言えば、4.4mmのpentacon端子はGNDのある5極、2.5mmは4極ですが、pentaconでも通常の場合はGNDは使わないことが明言されているので、この変換は問題ありません。FiiOやCayinから変換アダプターが出ています
4.4mm、2.5mm→3.5mm これは一方通行です。3.5mm端子をバランスなサイズに変換しても恩恵を受けることは出来ません。逆は、本来バランス接続だと別々に通るはずだった経路をまとめるだけなので、出来ます。下にAZLAの変換ケーブルを紹介しています。
少しだけややこしいことがあり、3.5mm4極バランスという端子が存在します。(さらに別にバランス端子も存在はします)主に中国系で使われていたというイメージがあるのですが、大きさは3.5mmのまま4極のケーブルです。2.5mm4極←→3.5mm4極のような変換アダプターも存在しないとは言えません(もし3.5mm4極端子の再生機器なんかをもっていたら重宝するでしょう)このあたりはよく商品説明を確認することです。
さらにややこしいのは、スマホ用のケーブルなんかで、3.5mm4極(1極はマイク端子)というものも存在していて、これはバランスには使えません。
純正でないケーブルを買うときには、値段だけでなく、こうした細かい仕様に気をつけることが必要になります(ので、まず、純正がちゃんとあるのかな、というのがこの記事ということですね)
FiiO
FIIO BL44 オーディオ変換ケーブル φ2.5mm(メス )→ φ4.4mm(オス)オーディオ 変換 接続 プラグ [並行輸入品]
Cayin
カイン PH-4X (4.4mm TRRRS to 2.5mm TRRSバランス変換アダプタ)【国内正規品】
AZLA
AZLA ZWEI Conversion Cable 4.4 to 3.5L (4.4mm5極バランス to 3.5mm3極L字アンバランス変換)
番外編1:変換コネクタましましケーブル
MMCXなどのハウジングとの端子から再生機器側までまるっと一本ケーブルを交換するリケーブルが一般的だと思いますが、端子側のみを交換出来るようなケーブルも存在します。
MEE audio MMCXバランスケーブル・アダプターセット CMB-BAL-SET
MEE audio MMCXバランスケーブル・アダプターセット CMB-BAL-SET
Dita Dream
aiuto DITA Dream /Titanium Black/ DREAM-BLK
番外編2:左右を入れ替えると材質が変わるケーブル
文字通りの超変わり種ケーブルです。どうやら端子が4本あるが2本だけ使っていて、左右を入れ替えて刺し直すと別の端子で接続するみたいですね。材質の純度なんかを誇るケーブルは多々ありますが、ここまで突き抜けた機能があるのはガジェットオタク心をくすぐられますね。入れ替えて音が変わんねーじゃねぇか!とならない自信があるのだということだとも思います。
Unique Melody Hybrid IEM Cable
Unique Melody Hybrid IEM Cable - Black - 2.5mm「フジヤエービック オンラインショップ」
バランスド・アーマチュアとバランス接続にも関係はない
イヤホンのスペック表にバランスド・アーマチュアとかBAということが書かれていることがありますが、これはバランス接続とは関係がありません。
audio-technica|Headphone Navi|ヘッドホンを識る
オーテクのサイトに解説がありますが、それによればバランスド・アーマチュア型とは
おもに耳栓型(カナル)に使用される方式で、クリアで明瞭な音を再生します。小型化が容易で、医療用途としては補聴器など、音楽用途としては演奏時のモニターヘッドホンの多くに使用されています。
ということで、通常のダイナミックドライバー(DDと略されたりもします)との比較では、impressの記事を見ると
バランスド・アーマチュア技術が切り開くソニーの"いい音"ソニー ヘッドホン技術担当部長 投野氏に聞くバランスド・アーマチュア「いい音」の秘密 - Impress Watch
BAはもともとは補聴器に使われていたドライバーユニットであり、ダイナミック型に比べて繊細な音作りが可能
との記述があります。得意不得意を補う形でDD+BA、あるいはDDやBAが複数あるというイヤホンもあります(ドライバー(駆動するもの)が多いということで多ドラと呼ばれたりします)
最近のイヤホン業界ではknowles社製のBAが有名でしょうか。上に上げたものだとJH audioやibassoのイヤホンが複数のBAを搭載していますね。
と、長々と説明してしまいましたが、バランスド・アーマチュアドライバーはあくまで音を鳴らす仕組みの名前で、バランス接続とは関係がありません。
ハイレゾ対応とバランス接続は直接の関係はない
ハイレゾというのはCDを越える音質の音源に対応しているかということですが、音楽プレイヤー側は対応している必要がありますが、イヤホンの側は必ずしも対応している必要はありません。
ただし、ハイレゾレベルの高音質を再生出来るということを示すために日本オーディオ協会が定めたハイレゾ対応認定というものが存在します。
一般社団法人 日本オーディオ協会 | ハイレゾ | ハイレゾロゴ | 定義と運用
スピーカー・ヘッドホン高域再生性能: 40kHz以上が可能であること。
再生周波数が~40khzのものに与えるということですね。
ハイレゾのロゴが入っているのでわかりやすいと思います。
イヤホンはここにあたるわけですが、
ヒトでは通常、下は20Hz程度から、上は(個人差があるが)15,000Hzから20,000Hz程度までの鼓膜振動を音として感じることができ、この周波数帯域を可聴域という。
といわゆる、可聴域の外になります(CDのサンプリングレートは44khzですが、44khzでデジタルで記録すれば、その半分程度は再現出来るという、サンプリング定理・標本定理に基づく設定です。
ですから、「空気感」とか曖昧なあたりに相当するところですが、機械で測定しているものです。
ハイレゾ対応とバランス接続に直接の関係はないですが、高音質を求めるある意味マニア向けの商品という点では共通していますから、紹介した中で一番安価なCo-Donguriもハイレゾ対応を謳っています。
関連記事
イヤホン以外の部分については以下の記事に廉価な機器をまとめています。(上で書いたblueooth受信機⇒バランスケーブル⇒有線イヤホンについても最安の再生機器を紹介しています)
ヘッドホンについてもまとめています(バランス化の難易度から言ってこっちの記事のほうが有用だと思ってますが)