gannenの3文以内にまとめる日記

オーディオ、英語、投資(超初心者)、ガジェット(特に中華)、読書

LZ A5レビュー【低音の迫力・明瞭さ両立!比較対象はThieaudiolegacy3とoriolus finschi(旧)】

LZ A5は4BA+1DDのすきのないイヤホン

LZ A7がA~シリーズとしては大変久しぶりに発売されたので手元のA5のレビューを書いてみました。A7は「4BA+1DD+2圧電セラミックスドライバー」ってことで、かなりの凄いスペックで、A6がツイーター載せで、A5はある意味飛び道具なしの最後のAシリーズハイブリということで、そこでちゃんと飛び道具なしでもいい音出てましたよという確認です。

 

 

 

なぜLZ A5を買ったのか

LZ(老忠)シリーズはa3ぐらいから、中華イヤホンの高級機としては定番ですよね。

Universal Fit | Headphone Reviews and Discussion - Head-Fi.org

headfiでもイヤホンのビュー数でソートするとA4は1ページ目に来ます。

 

  • LZ A2 2BA+1DD
  • LZ A3 2BA+1DD
  • LZ A4 2BA+1DD
  • LZ A5 4BA+1DD
  • LZ A6 4BA+1DD+1CT(セラミックツイーター)
  • LZ A6 mini 1DD+2CT
  • LZ A7 4BA+1DD+2PT(ピエゾツイーター)

Aシリーズはハウジングは結構毎回デザイン変わるんですよね。今でもサイトではA4も売ってますし、あるいみ複数本持ってもそのまま共存するような使い方を想定しているのかもしれません(ハウジング同じでドライバー違いだけだとどうしてもどっちかに決めちゃいたくなる、というか、ドライバーが高性能な方を残して古いほうは手放しがちだと思うので、ハウジングが毎回違うのは面白いですよね)

ただ、最新のA7はかなりA5と似た感じに見えます。A6のハウジングが癖あり(後述)だったので無難なものに戻したという感じでしょうか。

 

 

ハイブリッドイヤホンとして2BA+1DDというある意味素直な路線でいっていたA4、A5があって、A6以後はツイーターを搭載しています。なんか気づいていませんでしたが、いわゆるトライブリッドとしては先駆け的な存在かもしれないですね。今でこそ

 

 tri i3みたいなイヤホンも比較的安価でありますが、当時このa6は3万円だったということなので、やはりトライブリッドも安くなったのであるなあと思います。

ただ、総じて音のチューニングとしては「素直」「優等生」みたいなレビューがたくさんあり、A5に関しては私もそういう印象を持っています。

黒将軍の「黒」はブラックテクノロジー=黒科技の「黒」?

ちょっとおもしろいなと思ったのはA6は黒将軍という愛称がついているのですが

「ブラックテクノロジー」=「LZB」+「LZC」+「LZD 」

4機のBA = 歴代で、なくではならないLZ家バランスド・アーマチュア4機 「LZB」
1機のCT = LZ家セラミックツイーター「LZC」
1機のDD = LZ家ダイナミック「LZD」

こういう説明がありまして、まあ今風に言えばtribridということなわけです。

しかし、ブラックテクノロジーというのは、実はオタク用語から中国に入った言葉で、LZの造語ではないですね。

ブラックテクノロジーは、賀東招二の小説『フルメタル・パニック!』に登場する架空の技術の総称。作中では「存在しない技術」と書き、「ブラックテクノロジー」とルビをふっている。

(略)

この言葉はSF的な先端技術を意味する中国の新語「黒科技」の語源となった[1][2]。

ブラックテクノロジー - Wikipedia

 

ブラックテクノロジーとは正式な名称ではなく、神秘的・画期的で開拓精神を持ち、既存の科学技術水準を超越するハイテク製品を指す。中国新聞社が伝えた。

2017年版「10大ブラックテクノロジー」が発表 | SciencePortal China

スマホで有名なxiaomi(といってももう冷蔵庫だろうが掃除機だろうが何でも出してて昔のパナソニックみたいな総合家電ですが)なんかはトップがオタクで、

シャオミの雷軍CEO、恋愛サーキュレーションで第3四半期決算を熱唱。 – すまほん!!

 

こんな記事があったりとか

こんな話もあります。日本ではなんか大きなIT企業の社長がオタクで……っていう話はあまりないので(オタクの会社でそれなりにプレゼンスがあるっていうとニコニコ動画ドワンゴとかですか? 最近あんまり川上さんの話は聞きませんが。)、面白く思ってしまいます。まあ日本の経営者の年齢を考えるとそういうことなのかもしれませんが。

 

LZ A6 miniは私史上最も「声が近い」ツイーター搭載イヤホン

 

私はA5以外だとA6 miniぐらいしか持ってない(これはA6のハウジング使って中身のドライバーは違うというやつだという理解です)のですが、A5は本当に標準的な細身のカナル型の形であるのに対し、A6は見るからに異形のハウジングです。

 

というか、写真で見た感じは普通かもしれないのですが、実際手に取るとアホみたいにでかいのです。耳の穴にすっぽり蓋がされる感じです。しかも妙に角が尖っていて、触った感じもなんだか不思議です。(あとでかくて金属の質感なのに妙に軽いですね。それはa6miniが特別中身のドライバーも少ないので実際空洞だからなのかもしれませんが)

 

実は今ぱっと手元で見つけられなかったので、記憶に頼って書いて申し訳ないのですが、タイトルに書いたようにとにかく「声が近い」という印象でした。

通常中高音の周波数が相対的に強いと、そういう印象になると思いますが、あんまり刺さる感じの音ではなくて、ただ立体感みたいなものもあんまりなくて、ただただ「声が近い」という感じだったと思います。TFZ exclusive5とかは声が近いとかじゃなくて、高音出てるなーみたいな印象になるのですが。

当時はツイーターを搭載しているというのを把握していなかったので今考えるとそうかツイーターのせいかーと納得はできます。

 

ツイーターって高音綺麗に出してくれますけど、響きみたいなのは弱いかもしれないですね、個人的な経験から言えば……

ツイータープラス他ドラ対決みたいな感じで、A7 vs A6 vs NX7 mk3 vs i3 みたいな記事が書けたらよいのでしょうが、いまいちこの手の高音キラキラホンへの愛が最近ないのでなかなか食指が伸びないというのが本音です。。

LZ A5は低音がかっちり出てるけど解像度もある

実際優等生的な音作りで、比較対象もなかなか思いつかないですね。

低音がドンドンという存在感があるのは、いわゆる高音フォンとは違うところですね。

さっぱりした音(音が消えるのが早い)でもなくて、普通に響きもあります。しかし、もやもや感はなくて、解像度はむしろ高いです。低音が出てることで高音がスポイルされてないですね。

比較対象はOriolus Finschi【低音重視1BA1DDのハイブリ・価格は16k付近→付記あり】

これ、いまFinschi Hifiという名前で売られてて、16kとかで出てますが、私が持ってるのはその前の最初の頃に買ったFinschiです。

同社はFinschiについては「後継機のFinschi HiFiがすでに販売されておりますので、よろしければそちらをご検討ください」とコメント

Oriolus、BTレシーバー「Oriolus1795」とイヤホンのセットなど最大3万円引の特価キャンペーン - PHILE WEB

 というので厳密には生産終了品ですか。

 

↑上は商品名にはhifiはないんですが、どうなんだろう、商品説明のところにはhifiって書いてありますね……。どっちなんでしょうか。

 

イヤホン Oriolus Finschi - Oriolus

私が持ってるのはまさにこの少し透明な黒なんですが、公式サイトに残ってるのが古い機種というのも解せない感じで……。値段思い出せないですけど2万代のものだったような気が……。

orliousは結構細かいバージョンアップ(mk2とか)とかするのでこういうのは気にしても仕方ないところもあるのかなとは思います。

 

さて比較の方を。

finschiはバランスがよい1万円以上のイヤホンだと結構低音出てる印象でしたが、LZ A5の方が低音の迫力はありますね。ドラムの「ドンドン」と「タンタン」ぐらいの違いです。KBF mk4なんかとするとfinschiのほうが出ていますが、A5のほうが出てますね。

バランス型同士の比較という前提でいうと、finschiのほうが全体的に低音が及んでいる(主音が高音な音の低い方の音まで出ている)感じで、全体の音の印象としてウォームな感じがします。LZ A5は分離感が強い。高音は高音で、低音は低音です。「あの音も個の音も聞こえる」っていうhifi感はA5のほうががあると思います。

わずかにfinschiのほうがボーカルが前に出ているかもしれないですね。松任谷由実の声はfinschiが近く聞こえます。思い出してきた。ボーカルホンっていう評判を見て買ったんだった。高音が強いボーカルホンは多いと思うんですけど(私が持ってるのだとoxygenとか。KXXSとかもそういう風に言われてますよね。)。ボーカルホンとしてはfinschiに軍配があがりそうです。曲全体の細部に焦点をあてたい場合は、A5が優ると思います。これらは全体的にバランスしてるという前提での話なので結構細かい話ですが、まあ値段上がってくると細かい話になりますね。

 

 

比較対象はThieaudio Legacy3【低音重視多ドラ・価格は15k付近】

 

低音優位なハイブリというのでお値段ちょっと下がりますが、新しいものということで、Legacy3と比較します。

legacy3も分離感とか割とかっちりある多ドラっぽい音なので、これは周波数グラフ的な差(高低の強調具合)が大きいかもしれません。legacy 3のほうがやや全体的に近いです。狭いと言ってもいいが、別にA5に凄い広さがあるという訳でもないので、legacy3の優位性をいうところではないかな。

上との比較でいうと、finschi→a5→legacy 3 とドンシャリ具合が増していくということでもあろうと思います。legacy3のほうがはっきりして鮮やかな音です。

パキっとした鮮やかさが下品に感じられる……というのが多分ハイエンドに慣れていくと出てくる感じだと思いますが、そういう意味で上品なのがA5ですね。

比較対象はKBF MK4【多ドラ・3万円付近・高音重視】

 

 

多ドラ(ドライバーの数が近い)で3万円付近というだけですけど、あんまり同価格帯のものがコレクションにないことが自分でわかったので、とりあえずお気に入りのMK4とも比較してみます。

MK4は別に低音出てないという訳じゃないですけど(といっても一般的に言って高音寄りでしょう)、a5のあとに聞くと低音は迫力不足ですね。DDがない分がきいていると思います。マイケル・ジャクソンを聞いたところこれはA5の勝利です。mk4の低音がトントン、a5のドンッ!ドンッ!です(しかしmk4もちゃんと低音自体は鳴っていてます。本当に低音自体聞こえない高音フォンもありますからね……)

しかも解像度の点でもこれ、A5のほうが高いんじゃないでしょうか。ここでいう解像度はキラキラ感ではなく、分離感が強いことによって(mk4みたいなのは高音重視していてa5と比べるとごちゃごちゃ感が出てきますが、a5は全部かっちり鳴らしているので)、どの音もちゃんと聞こえるという感じです。

 

関連記事

 

gannen.hatenablog.com

 

 

gannen.hatenablog.com