- 新規性のあるビジネス書は少ない
- システム思考は本当に新規性がある数少ない考え方だと私は感じました
- システムとは何か?
- TOC(制約理論)とは違う
- ポジティブ・フィードバックとネガティブ・フィードバック
- 具体的な例は?
新規性のあるビジネス書は少ない
ビジネス書っていうのはほとんど
既存のことと言いますか 世の中でよく言われていることが待って待ってるだけだったり、個人の体験談とか、ものの考え方みたいな、個別の実体験のことが書かれてることが多いわけです。
たまにになるほどというビジネス書っていうのがあります
システム思考は本当に新規性がある数少ない考え方だと私は感じました
システムシンキング、システム思考の本は読んだ時にはインパクトがありました
つまり何か状況ある状況というのを 「システム」と捉えるんです
「てこの原理で……」とかっていうのは非常にうさんくさいフレーズなんですが、一応理屈としては本当にてこにあたる部分を見いだせるようなものになってるんです
システムとは何か?
システムと捉えるっていうのは、お互いに比例関係か反比例の関係にあるチェーンがどんどん繋がったものだと捉えるということですね
ループ図っていうのはそれを絵にしたものです
TOC(制約理論)とは違う
これを聞くと TOC ちょっと良いボトルネックの理論っていうの思い出すかもしれないんですが、それはちょっと違う
むしろ逆のことです
ポジティブ・フィードバックとネガティブ・フィードバック
ポジティブフィードバックネガティブフィードバックって言葉があるのを思い出していただきたい
プラスの循環になっていても結果的にうまく物事は転がっている時っていうのはそのプラスの循環っていうのをできるだけ大きく回すように力を 入れてやる
で、逆に実際のシステムは入り組んでいて何かが上手くいけば何かがうまくいかないっていう副作用の関係があるわけです
それについてきちんと図を書いて、それが避けられぬことなのか何らかの方法で副作用を分離したりするできるのかっていうことを腑分けしていくんです
具体的な例は?
具体例として下に紹介した本に書かれている例をあげます
ある企業について、いろいろと重要なことを洗い出していくと、エンジニアと営業チームの協業が重要だとわかったと。それが一番売上と関係があると。
で、そのために、2つの島の間のコーヒー用の給湯器を、両チームの間に設置する。それだけで業績が回復したという話が書いてあります。
ここがまさにてこの原理のてこな訳です。
なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方
- 作者: 枝廣淳子,小田理一郎
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2013/08/23
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