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TFZ No.3は高域中心のパリッとしたイヤホン【レビューの比較対象はKBFMK4とTFZ T2Gとnomad n1】

 

 

 

買ったモチベーション

結構ボーカルに強いイヤホン(もしくは万能とか)として定番機種っぽい感じだったのですが、確かより定番のMLE(もう一つ廉価です。)よりもT2Gよりも先に買ったのではなかったかと思います。当時は日本語ブログをじっくり読んで決めたような。

お安めの多ドラとは違う音ですよという評判があって、これはある程度納得しました。

 

TFZとは?

TFZ(ティーエフゼット)は2015年に中国深セン市に設立された新しいブランドです。 新しいブランドのため歴史は浅いですが非常に情熱的な若いグループにより作られたイヤホンは優雅なデザインと金属の質感、そして高品位な音響特定とどれも魅力的な製品となっています。

TFZ - 伊藤屋国際

TFZは日本にも代理店がありますし、KZよりもある意味メジャーかもしれません(普通に量販店で試聴できたりするので)。

私の手元に今あるのは、T2G、MLE、exclusive 5(←これ珍しいと思いますし、絶版だと思いますが、お気に入りです。せっかくだからちょっと書こう)、No.3の4本です。

TFZはTHE FRAGRANT ZITHERの略

ZITHERってなんだよと思ってましたが、楽器の名前なんですね。

品牌:锦瑟香也/THE FRAGRANT ZITHER

TFZ锦瑟香也中文官网 | 专注HIFI监听耳机及视听产品

 

ツィター 《オーストリアなどで用いられている弦楽器; 約 30‐40 本の弦があり,指とつめで演奏する》.

zitherの意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書

「香り」と関係あるのかどうか知りませんが、ロゴはガソリンの会社の出光のような、ギリシアの切り絵みたいなタッチの、女性みたいな絵です。

最近はTWSなんかもどんどん出しています。

TFZ No.3の印象

まあだいたいタイトルに書いた通りなんですが、量的にはある程度低音も出ています。ちゃんとドンドン!という感じで。高域は非常に綺麗に出ていて、このイヤホンの特徴でしょう。

特にあんまりごちゃごちゃしない、背景にドラム+何かシンセ+歌、ぐらいの音だと大変鮮やかに歌声が聞こえます。

TFZって独自開発のDD一発というのが特徴で、(最近はちょいちょいBAなんかもあると聞いたんですが)、KZ以下のお安めドライバーx多ドラ路線とは全然違う音作りで、確かなファンがいるんですよね。実際、1万円以下でたくさん安価な多ドラを買うなら、まず一個、MLEかT2Gを買ってみてほしいですね。予算に余裕あって高域重視ならいきなりNO.3というのもありだと思います。多分同じ値段だと、knowlesのDD+BAのハイブリッドとかが買える値段ですかね。こないだレビューしたthieaudio legacy 3

 

gannen.hatenablog.com

とかこの辺が買える値段でしょうか。実はlegacy 3と比べると、legacy 3のほうが、ある程度鮮やかさもありつつ、なんでしょう低音の響きが全域に及んでいるので、広いところで聞いてる感じがして好きですね。しかしあくまで声の線が太くて(太いけど嫌な感じでない金属的な感じもある。)ボーカルを全体と一体として聞くという感じであればno.3だと思います。

逆に言えば、分離感とかでは同じ値段でも劣るかもしれません。そこを求めて買う感じではないなと。

 

TFZ T2G(GALAXY)はアンダー1万円のボーカルホン

個人的に一番有名だと思うのがT2G(TFZ GALAXY)じゃないですかね。今1万切るぐらいですか。格安中華って感じの範疇に入るのかわからないですが、ボーカルがきれいなイヤホンとしては長年の定番じゃないかと思います。

 

T2GとNO.3で言えば、どちらも高域重視ではありますが、流石に差はあるかなと思います。No.3は低音の音量が少ないんだけど、ちゃんと音としては出ていて、「ドン」という圧がたしかにあるので、そちらに集中すればそれなりに聞き取れます(だから、どっちがちゃんとしてるイヤホンかっていったらやっぱりno.3ですよ)。T2Gだと鳴ってはいるんだけど、圧まではない低音もある気がします。私はno.3の低音を「ドンドン楽しい!」とまでは感じないのですが、NO.3は低音もして楽しい、というようなレビューも見たことがあり、普段聞いているものとの比較次第ですかね。比較でNO.3のほうがバランスいいのかなという感じはします。

でも、クリアさでは曲によってはT2Gが買ってるものもある気もして、値段に関わらずT2Gのファンがいるのもわかる気がします。

 

TFZ MLE(My Love Edition)は重低音重視のT2Gの兄

T2Gと対になる価格帯で、音の傾向は逆に低音寄りなのはMLEです。

と思いましたが、MLEってamazon取り扱いないんですね。。。確かにaliexpressで購入しました。最近はよくtfzのより高価なイヤホンにおまけでついていたりして散々な扱いのイヤホンですが、音はそんな扱いには全くふさわしくないものだと思います。基本的には国内のT2Gの値段で買っても全然お得ぐらいのものじゃないでしょうか。

ただし、ハウジングが、いかにもプラスチックって感じで、ちょっと安っぽいかも、という点は綺麗な濃いブルーのT2Gに比べると残念な点ですが、基本的にはどっちを買うかは音の好みで決めるのがおすすめですね。

 

TFZ exclusive 5は超シャリシャリ高音なイヤホン(NX7ほどではない)

 

exlucisveシリーズっていうのが1~5まであるんですよね。

これは、確か量販店に在庫があって安売りしてたからさっと拾ったんですが、まあ普通のイヤホンとしては使いづらいぐらい高音特化ですが、面白い音でしたね。たまに引っ張り出して聞くことがあります。個人的にはNX7 はやりすぎですが、これは一日一緒につけて外出して、こんな風に聞こえるのか、と思いながら過ごしてもいい、というぐらいの塩梅です。

 

KBFMK4とTFZ No.3の比較

 

 

流れで多ドラのlegacy 3との比較書いちゃったんですけど、まあ多ドラでいい音で、通常高域重視と言われているということでMK4と比較すると、legacy3と同じく分離感とか音場(といっても定位とかはわからないし、結局は分離感かも)ではMK4のほうが優れています。

あとは、低音が全体に及んでいるか(言い換えれば、例えば女声(メインの音としては高い音)の低い部分が出ているか、出ていないかで、mk4は出ていて(こういうのをボーカルに艶があるということが多いと思います。)、no.3はそこは抑えられています。

高中低それぞれ、例えば低音のドラムの音自体はしてるんですけどね。no.3のほうが響きを早めに足切りしてるというか。

ただ、そのことで、どこもぼんやりせず、クリアという印象になるのがno.3ではあります。no.3との相対比較ではmk4がウォーム感出ますね。普通に聞けばウォームだなんて印象はあんまり出ないイヤホンなんですが。

nomad n1とtfz no.3の比較

 

dropで1万円以下で見かけたら買っておけということで知られるnomad n1。会社がなくなっちゃったらしいnomad n1。

独自の1DDで、一応1万円付近ということで取り上げてみました。まあこれはドンシャリの極地という風に皆さんいってるイヤホンで、声は逆に遠くなっちゃうんですよ。普通のドンシャリが可愛く見えるような感じ。

ドラムの一打一打が聞こえるぐらい低音出ていてかつ、高音はキラキラです。まあ傾向が違いすぎますな。しかし全体的に金属的なので、そういう単語でくくればno.3と近い印象もなくはない。。。けど全然違いますね。やっぱり。

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