gannenの3文以内にまとめる日記

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チカ千花の元ネタは乃木坂46伊藤万理華のPV

記事要旨

スタッフも共通していてわざとだ。乃木坂46伊藤万理華のPVも昔バズったので、バズ意識の企画なんだろう。どっちも可愛いのでぜひ相互のオタクに見てほしい。あと松村沙友理が逆輸入で踊ったやつもな。

 

チカ千花は、『かぐや様は告らせたい』の特殊ED

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ひょっとしたら乃木坂側のオタクが見るかもしれないので書くと、深夜アニメのEDが可愛いと話題になっていた。『かぐや様』はヤングジャンプの売れてるラブコメ漫画だ。ヤンジャンは基本は普通の漫画だが、最近はいくつかオタク向けのやつ(『うまるちゃん』とか)が載っている。それが青年誌を読む漫画オタクの縮図なんだろう。

アニメのEDで作画がいい(←日本のアニメーションは基本的に声がついた紙芝居なのだが、それでも当然動画はある。その出来がいいことを、オタクの専門用語で「作画がいい」というのだ。英語でもsakugaと呼ばれる専門用語だからそういうものだと思ってくれ)のが急に流れるといえば涼宮ハルヒ以来の伝統なのだが、こうやってちゃんと話題になるのは結構久しぶりだと思う。だから単なるsakugaだけではなくて、曲と動きの可愛さがあってのものだろう。ニコニコ動画の踊り手とか、Vtuberとかも踊ってみたをあげていた(これも深夜アニメの伝統だ)。

なんでコラボ?というと、このアニメの製作がアニプレックスといってソニーのグループだからだろう。狙ったコラボだった訳だ

乃木坂46伊藤万理華のPVはこれ

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伊藤万理華はどんな人だったか?

伊藤万理華 - Wikipedia

48pedia.org

 

詳しいことはおそらくその人物の熱烈なオタクが書いていると思われる上記記事を見られたい(エケペディアはオタクが書いているwikiとしてはそれなりなので、今後秋元系(AKB48、NM48、SKE48、NGT48、STU48乃木坂46欅坂46、日向坂46…)について門外漢が知ろうとする場合は頼りになるだろう)

ま、端的にいうと、一番人気って感じではなかったが、コアな人気はあった(ちょっとサブカルっぽい感じでファッションとか苔の栽培とかに興味があった)。乱暴に人気順で言えばこのPVの当時は20位前後だっただろうか。

個人PVとは何か? なぜこれが乃木坂オタクの間で話題になったのか?

深夜アニメのオタクでも、漠然と、AKB48とかなんとかはオタクにたくさんCDを買わせる、というイメージがあるだろう。

で、オタクも馬鹿ではないというか、全く同じCDを何枚も何枚も買うやつはかなり強火のオタクであって、そこまでいかない初心者のために、バージョン違い商法というのがある。要は同じCDでも違うPVをつけて売るのだ。声優オタクならわかるだろ? PV撮影のオフショットがバージョン違いでついてるとかいうアレだ。

だが、同じCDを何枚も売るのは気がとがめるのかなんなのか、乃木坂はたまに、メインメンバー20人全員について、それぞれショートPVをつけるということをする。(20人しかいないのは、いわゆる選抜というやつで、流石に46人だか全員には作られない)CDはたかだか4種類とかなので4人分とかついてるわけだ。

ちなみに、乃木坂46のMVはいつも凝っていて、いわゆる百合っぽいものとか、大正ロマン風とか、オタクが好きそうなのが結構ある(YouTubeでビキニで雑に大人数で浜辺で踊ってるやつをみた? それはNMB48だ。あれはあれで好きだが。)

で、それがYoutubeにアップされる。当然人気のアイドルからたくさん再生される、モデルもやってる白石麻衣、握手会ですごい人気の西野七瀬……だが、伊藤万理華のPVはなんだか中毒性があるしファンじゃなくても見て楽しいPVで、いつの間にか3番手の齋藤飛鳥のPVの再生数を抜いてしまった。そこからはオタクがどんどん再生数を競っていくという、そういうお祭り的なこともあって、オタクは割とみんながPVを見たのだ。そのときの当のメイン曲『インフルエンサー』が結構人気が出たというのもあったのかもしれない。

まりっか’17 - YouTube

続編も作られた。これも再生された。オレはこっちのほうが好きかもしれない。多分youtubeで個人PVを一個再生すると、他の個人PVに飛んで乃木坂ちゃんのPVが無限に出てくるからぜひ見てくれ。

共通しているスタッフは?

CMディレクターの福島真希氏と音楽プロデューサーの福島節氏

振り付けの菅尾なぎさ(クリウィムバアニー)

これらのスタッフが共通だったようだ。チカ側のスタッフはyotuubeの概要欄にあるが、まりかっとのクレジットはWEBでは見つけにくい。

ongakushitsuinc.com

ま、ここに両方とも載ってるのが一番わかりやすそう。

乃木坂46の “個人PVの女王” 伊藤万理華のPV「伊藤まりかっと。」とコラボした話題のCMの放映がスタート – 音楽WEBメディア M-ON! MUSIC(エムオンミュージック)

間接的にだが「伊藤まりかっと。」のスタッフとしてここにもある程度クレジットがある。

 

松村沙友理の逆輸入

www.youtube.com

これは見ての通りだ。松村は、かつては御三家と言われていたぐらい人気で、本人がアニメオタクなのだ。ここまで最初から考えていたとすると、結構気合の入った相互コラボだと言える。ソニーマターだと思うのだが、KADOKAWAのチャンネルなのはよくわからん。

伊藤万理華は卒業済み

伊藤万理華は卒業してしまった。本人に憧れた長濱ねるを残していったと思ったら、ねるも卒業してしまう。どんどん初期メンが卒業していって坂道のオタクとしては厳しい日々が続く。ただ、彼女たちの輝きが映像に残るのと同様に、まりかっと。の娘はアニメーションにもなった。今はそれを喜ばしいことだと思う。