gannenの3文以内にまとめる日記

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ジバニャンだけでなく塗壁だって創作妖怪である

記事要旨

妖怪ウオッチが、伝統的なものだけではない、多数のオリジナル妖怪を扱っていることは知られているが、ゲゲゲの鬼太郎の鬼太郎以外にも創作妖怪がいることはそれほど知られていない。中には名前が伝統的にあるだけで、デザインは水木しげるや昭和の妖怪図鑑が由来という、複雑なものもある。

 

 

 

妖怪ウオッチは潔く、伝統妖怪と創作妖怪の区別を特にしていないようだ 

 

全然妖怪ウォッチのことを知らないのだが、伝統的な妖怪がレジェンド妖怪として紹介されていたので、伝統的な妖怪とそれ以外をゲーム内で区別しているのかと思っていたが今調べ直してみると同様ではないようだ。

 

そもそも妖怪というのは必ずしも 今回というものが実はそもそも創作物

そもそも妖怪というのは必ずしも 今回というものが実はそもそも創作物 であるという面はかなり強い

つまり 娯楽作品の中でこんな妖怪がいたら、面白いだろう、とか恐ろしいだろうというような文脈――例えば江戸時代の絵本(絵本と言っても子供が見るというよりは非常に高価なものなので今の絵本とは違っただろうが)――イラストにされたことによって、今日まで私が私たちが知っているようなデザインになったものというのはは少なくないらしい

『妖怪馬鹿』によると、塗り壁の絵といってみんな、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる壁に手足がついたお化けを想像する訳だが、あれは水木しげる独自のデザインだという

 

完全復刻・妖怪馬鹿 (新潮文庫)

完全復刻・妖怪馬鹿 (新潮文庫)

 

 

デザインとしては著作権が切れた絵巻ものなどに絵が出ているかどうかが線引

kikyo.nichibun.ac.jp

ここでは、過去の有名な妖怪絵巻をデジタルで見ることが出来る(まじですごいことなので、妖怪に限らず美しい絵巻物はどんどんデジタルにしてほしいが、FLASHなのは勘弁して欲しい……。文化庁とかに予算をあげてくれ)

本当にピュアな伝統妖怪とは?

いわゆる本当にピュアな伝統的な妖怪というものがどういうものか 考えてみると できるだけ古い時代に本当にそういうものがそういう UMA 的なものがいるという形で恐れられていたものかもしれない

平安時代の貴族は鬼を恐れて 陰陽道に従って 行動したりしていたのでこれについてはある意味では本当の 恐怖の対象と言うかそういうものになるだろう

kotobank.jp

ただそれにしたって口裂け女みたいな 話題になってる時は本当にいるという文脈で 恐れられていたこともあったのだが、後世になって都市伝説というようなカテゴリーが与えられて昔の嘘くさい話(石油ショックの時にオイルオイルショックの時にトイレットペーパーがなくなったみたいな逸話とか)になったこともあるだろう

ある時代の人が本当に妖怪恐れて何か具体的な行動をしていたからといってずっとそれが最近まで本当に恐れられ続けたかというのは必ずしも 保証されないことではある

 

零落した神々としての妖怪

東方project をやっている人には馴染みやすい考え方かもしれないが 民俗学者柳田国男は 落ちぶれた神々 として妖怪を妖怪を理解しようとしている

落ちぶれた神というのは昔は信仰されていたが今はそうではなくなってしまったそういうことを指している

 

新訂 妖怪談義 (角川ソフィア文庫)

新訂 妖怪談義 (角川ソフィア文庫)

 

 

あえてハロウィンの方角から理解する

これは海外でも近いところはあって例えばハロウィンという行事があるが まあよく考えるとおかしいなことで 西洋キリスト教エリアから来たイベントなのだがキリスト教圏では死者は 最後の審判に備えて いるはずで日本のお盆みたいな感じで気軽に帰ってきたりしないわけだから、おばけの格好をしてうろうろするのも変な話だ

彼ら死者を弔う祭りというのが不気味なモンスターのイメージとかと結びついているのは本当はおかしいわけだ ハロウィンはそもそも ケルトの信仰、イルランドの精霊信仰などと関係があると言われている

これも結局キリスト教が入ってくる以前に信じられていた 神やそれに近い存在を祀るための儀式というのが キリスト教圏が入ってくることによって変質しつつも残っている

 

ハロウィン - Wikipedia

翻って日本の古き妖怪は

そもそもやおよろずの神と言って 道具も例えば筆箱とかこととかそういうものもずっと使っていると妖怪と言うか精霊と言うかそういうものになると 言うのがこれも本当に そう信じられていたのかマリッシュの冗談手の冗談としてそういう風に言っていたのかっていうのは分からないがとにかく平安時代の絵巻物とかにはことに手足が生えて歩いているみたいなお化けの絵が書いてある

トイレの神様とこんまりメソッド

現代日本でも突然トイレの神様みたいな歌がヒットしたりするんだがトイレに神様がいると思ってる人が平成の時代にどれだけいるかっていうのはちょっと分からない 分からないが 考え方として 例えば今近藤麻理恵こんまりさんの ものに感謝して捨てようみたいな話がま日本発でアメリカで流行っているという話になっているがそういうのも割と 受け入れられやすい 感覚を持っているというのは間違いはないだろう

 

人生がときめく片づけの魔法 改訂版

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