gannenの3文以内にまとめる日記

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非インデックス資産として、SPXLとCUREと日本中小株(ひふみプラスじゃないやつ)を持ったらそれぞれ相関しないから安全なんじゃねって感じで持ってみた結果(2018年秋の日米株安を経て)

 

記事の中身はタイトルどおり

10月の日米株安で人生初の調整局面を通過して、それ以前にいろいろ考えていたことが、どうだったのか、を書いてみます

 

どうしてSPXLとCUREと日本中小アクティブを持つことにしたか

ま、投資を始めるにあたって、ちょっと調べるとというか、そもそも大学の一般教養の授業の金融学で投資っつったらインデックス投資というのが基本ですよぐらいの話は聞いたことがある気がする訳です。遠く10年以上前ですが(ああ遠くなりし10代……)

 

で、こちとら日本経済にはミリも信頼ありませんから、最初に買うのはS&P 500かVTIかってなる。

まずは当然ひふみプラスを買った

これさえ買っとけばっていう感じだったので多分10万ぐらい買った。で、ちょうど大きくなりすぎて利益があげにくいみたいな記事がたくさん出ている頃でした。

(恥ずかしい)その前にはノリで、AI関連投資信託を買って速攻売った

タイトルどおりですが、テーマ株はよろしくないというのをあとあと慌てて知ったんで、これは実はプラスのうちに売れました。NVIDIAが入ってるとかいいじゃーんて上から目線で思った訳ですね。今考えればいやいやっていう……。

ちょっと買うようになっていろいろ調べると、インデックスだけ買っとけばいいんだよ、というのに尽きる

 

テーマ型投信はだめ

AIに代表されるテーマ型投信は私も買った(一位がNDIVIAっていうのがセンスを感じてニッセイのやつを買いました)

 

が、FANG的な大企業やらみんな知ってるメーカーの株価というのはまあもう既に向こう30年分の伸びが織り込まれてしまってるんですね。それを超えて更に伸びるんだ、と判断する基準は普通素人はもたないでしょう。

 

そもそも、テーマ型投信をおっとり刀で売り出す段階では、すでに関連銘柄は株式市場で人気になっているケースも多く、結果的に高値づかみになりかねない。

 

 

style.nikkei.com

 

新興国株市場が伸びることと株価は無関係

これからはインドが来るはずだ! 中国は言わずもがな凄い! ただ、これ3年単位のリターンが米インデックスとかより良かった試しがない。

 

変だなーと思っていたところに以下の記事。

 

過去データを分析してみると、人口一人当たり実質GDP成長率と株式の実質リターンとの間には、直観的に想起されるような相関関係は認められませんでした。

www.huffingtonpost.jp

 

3~5年以上に渡って米や先進国インデックスよりいい成績をあげているものは、日本の中小株しかない。誰も名前を知らない中小株であれば、ひふみやエンジェルジャパン・アセットマネジメントみたいな感じで、足腰で情報を稼いで世の中の予断を出し抜くことが可能なんでしょう

 

英国中小株のヒットを見てひふみについて冷静になる

英語で投資信託のパフォーマンスを調べると、長期(十年)では英国の中小株が儲かったと

 ただ日本では買えないようです(香港で口座開設をせよとなってるがなかなかなコスト…)

 日本のTOPIX連動のものもランキングにはあったが、超巨大なナンピン買いに勝ったという感じでしょうか。

 こういう景気に基づく周期があって、それは事前予想は結構難しいということがわかってきました。

 

ひふみを売ったときの日記

ひふみプラスが調子悪いから根本的な理由を考えつつ全部売ってjnextを買ってみた

2018年8月の日記です。

持ってたひふみプラスは全部売りました。

ひふみプラスの不調の理由として、流入資金が大きくなりすぎたとかそれに伴ってアメリカ株を入れたからみたいな話があるが、それだけを見て売ってしまおうというのはなんかちょっと違う話ではある

 

前提として日本の小型株はこの数年調子がよかったので、そこに投資するファンドの良し悪し(というかこれからもやっていけるか)を見るには、実現されたリターンだけではなくて、ベースラインに比べてどれだけ優秀だったかを見る必要がある

 

ひふみは神的な扱いだったので、私も最初このことを忘れていたが、グリーンベルトの「魔法の公式」とかの小型株のスクリーニング手法について調べているときに、え、アクティブファンドってこれを勝手にやってくれるやつじゃん、、と気づいたのだ

 

中小型株にこれからも賭けるのか賭けないのか、という大きな判断があって、その中でアクティブファンドとしてひふみを選ぶのか、その中には、そこにVISAとかAmazonを加えていることをどう評価するのかが入ってくるだろう

 

日本経済の大まかの道行きでいえば、ここ数年TOPIXとかが米国以外の指標に比べて悪いということもないし、リーマン以後ぐらいから、バブルの後遺症を抜けて、割と普通の国に戻ったのではないかという判断をしている。だからまあ7%とは言わないが、それなりに割合で成長していくだろうし、それがめちゃくちゃになる予兆は米国の覇権の移り変わりなどに比べて遥かに目前で見ることができるだろう。だから、日本経済に賭けるのは悪くはない

 

で、小型株効果を信じるかどうか、特に日本の中小型株について。

www.nomura.co.jp

https://www.saa.or.jp/journal/prize/pdf/2006okada.pdf

 2006年の調査ではもりもりあったようだ。小型株効果が長期的に安定的なアノマリーだというのは結構言われているようだし、日本の株式市場がマッハで効率的になるようなこともお目にかかっていないので、私はこれを信じる。だから、コストと見合う限りにおいて、中小型株を買うアクティブは買ってもいい

 

では、中小型株へのアクティブファンドのうち、何を買うべきか。ここはむしろアノマリーなどではなく基本的な知識がものを言う

 

完全独習 統計学入門

完全独習 統計学入門

 

 

リスクに対してリターンがどんなものかというのが、シャープ・レシオ

これは上の本でも出てきたが、楽天証券にはインフォメーション・レシオというのもあるので調べる

 

www.daiwa-am.co.jp

 

大和は.5で優秀と言っているが、楽天は1以上で優秀と厳しい様子で、まあいづれにせよこの観点からはひふみよりjnextに注目だということになる

10年で見ようがここ数年で見ようが、一貫して1.5以上で、私の見た範囲では別格だった

 

ジェイリヴァイブがひふみよりいいという記事もたくさん出てくるのだが、今の時点ではジェイネクストに軍配があがる。まあそれが今後も続くとは限らない訳だが、、、

 

で、もはや単純な日本中小型株アクティブでもないひふみのことだが、多分一ファンドで家庭のすべての資産を預かるような形を想定されていて、それで為替リスクとかも含めて米株を持っている面もあるのだと思う。それでパフォーマンスが悪化しようが、他ではなくここに預けてよかったと買った人が納得するリターンを出せればいいということであろう(パフォーマンスだけを維持したければ、新規買い付けを停止する手もあるという話が前提)

 

まあ私としては米の個別株は当分買う気はないのでそれが入るのがむしろマイナスで、その分中小アクティブを複数買って、別途米株のファンドを持てばいいじゃないかというスタンスで、とりあえずひふみを全部売ってジェイネクストに変えてみたのであった

 

ひふみについての記事は投資を始めるきっかけにもなったし、動画での経済の説明などは定期的に拝見しているし、投資というものに誤解の多い日本で素晴らしい活動をされていると思うので、あれこれ思い悩みたくはないけど、大筋で日本のよい中小企業は過小評価されていて、でもどんどん伸びていく、というビジョンのある人は、ちょっとしたサゲなどに振り回されずに、もっていてよいファンドであると思う(まだ日本経済がそれなりに伸びていくのであれば)

 

 

本を呼んでアクティブファンドとアノマリーについて考える

市場の効率化が進んでそうなったということは、バックテストであなたを魅了する沢山の手法が今は無意味であることについて、納得できる答えを与えはしないか

 

インデックス投資が望ましいことは、ちょっとかじった人なら知っているが、腹落ちしないから色々と考えてしまう訳で、だから分厚い本で説得しようというのが『敗者のゲーム』である

 

本によれば、s&p500を28年所有すると平均リターンは11.6%だが、そのうちベストな10日を逃すだけでリターンは8.6にまで下がるという

 

つまり、そのベストセラーな10日を当てられると信じた者だけが長期保有を超えられるという訳だ

 

ただ、これはワーストも見てみたいものではあるが…

 

 

 
 

 

アクティブを持っていて、かつ下がったときに慌てないために、知っておくべきことがあると分かる

 

そもそもリスクを把握していたか

投信選びの肝 リスクとシャープレシオ早分かり|マネー研究所|NIKKEI STYLE

 

リスクの数値の二倍までは下がることを覚悟していたはずで、これが何を言っているかわからない人は統計の復習を

 

日経平均は把握しているか

日経平均を見ずに自分の持っている投信の上下だけ見て慌てるのもまずい。

ひふみプラス | 投資信託 | 楽天証券

楽天のチャートを見ると、日経平均株価の下げより大きく見えるだろう。

 

NYダウは把握しているか

日経平均株価はNYダウと強い相関があるので、日経の下げの原因は国内にユースだけではわからない可能性がある。

そこで見つけた3倍レバレッジSPXL

楽天証券で、人気の銘柄を見てると、レバレッジ日経っていうのがあると。ブルベアって言葉はどこかで聞いたことがあったんですが、ちょっと欲がでます。ただ、日経のあげさげは相変わらず信じられないんで、米経済のブルがあればなあと。そしたらあるわけです。SPXL。

その時の日記です。

 

ブル型というものがあって、毎日の値動きが指標の三倍とかになるのだそうだ

その逆もあってベアという 

いかにも素人には危険そうだが、よく楽天証券の買い付けランキングに載っている(そもそも値下がりランキングから見つけた)

 ここ数日、日経がなんか上がっていて、日経がずっと上がることなんてないだろというのでとりあえず日経ベアを買っておいたのだが、冷静になるとこれは全然根拠のない投機である

 日経の上下はここ数年で市場に参入した人間にとっては乱数みたいなものだからだ

 日経のブルベアがあるなら米株もあるのか?ということで見てみるとSPXLというのがあると

 米株は乱数ではないからそれなりの期間持ってればかなり上がるのではということで、10000円ほど購入

 ただ、海外ETFの手数料が高いことがわからず、既に買っただけで1000円以上損しているが、果たして……

 

 

 

SPXLとは?

S&P 500の日々の値動きの3倍の上下をする銘柄です

そこで知るダウと日経平均の相関

中期的にダウと日経平均株価が相関してるというのを見てしまう。

 

このあたりで、そもそも株をやる前の前提知識について考え始める

自戒の念を込めて

  

  • 簡単な統計の知識(平均値、中央値、標準偏差、確率分布)

これを復習したことで思い出した

 まず、ここまでがわからないと完全なオカルトもいいところだろうが、勉強しないでいてなんとかなるものではない。

  •  投資の基礎知識

要するに、インデックスファンドには勝てないということと、できるだけボラテイリティを減らしたいから債権を買うということ

アノマリーについて

  • バリュー投資、グロース投資、小型株効果、セクター、モメンタム
  •  レバレッジETF、ブル、ベア

これはまあ本当は下のやつの仲間(先物やオプション)なのだが、知識としてはそんなに難しくないとは思う

これは私も勉強中

 

意外…かどうかは知らないが、伝統的な経済学(いわゆるミクロもマクロも)やゲーム理論経営学の知識は必要ない。個別株のスクリーニングをする場合は会計の知識があったほうが良さそう

 

為替や金利まで考える場合やFXの場合は、マクロ経済学の基礎ぐらいはあった方がよくて

インフレデフレは当然として、購買力平価ぐらいは聞きおぼえがあるべきかもしれない

チャートを細かく見てる人は雇用統計がなぜ重要なのかとかもか

 

  

もう一つ持つなら日本中小株か

海外投資家の影響が小さそうな日本の中小株関連のアクティブファンド(ホントはアクティブは嫌なんだが、JASDAQインデックスとかはパフォーマンスが頼りなさすぎた。中小株は日本だと市場のスクリーニングが甘すぎるのでは?)

 

セクター株という概念を知る。CUREの登場

と、ボラティリティが低めでやはり国際的な金融事情とかでやられにくいかなということでCUREをお遊び資金として全体の10%ぐらいずつ持つことに

 

小ネタ:ブログはリスクじヘッジになっている→株が下がるとアクセスが増えるから

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ひふみ投信

日本経済の動向を丁寧に説明してくれる動画記事があがるからである

 

昨今の株安も以下のようなリリースが出ていて初学者としては大変ありがたい

 


ひふみ公式(レオス・キャピタルワークス
@rheos123
本日の日米の株価変動について運用責任者からのメッセージ | ニュースリリース | レオス・キャピタルワークス株式会社 https://www.rheos.jp/information/news/2018/20181011.html

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7:06 PM - Oct 11, 2018
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昨今の株安も以下のようなリリースが出ていて初学者としては大変ありがたい

 

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