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オフィスチェアの重要機能ランキング(ニトリ、タンスのゲンからオカムラ、ハーマンミラーまで徹底比較)

オフィスチェアの主要比較ポイントは以下の9つ

  1. 座高調整
  2. ランバーサポート(腰のサポート)
  3. リクライニング角度調整
  4. 座面生地
  5. 肘置き(アームレスト)調整
  6. 座面前後スライド
  7. 前傾チルト
  8. ヘッドレスト
  9. オットーマン(足置き)

これらは大きく3つの要素に分けることが出来ると考えています。今回はまずベースとなる座面について詳述し、残りは別途追いかけます

第一グループ:(1)座高、(4)、(6)座面、(5)肘置き(アームレスト)

これら3つの要素は、エルゴノミックな姿勢を作るのに非常に重要、具体的にはその人の体に合わせて変更出来ることが望ましい要素です。ただし、標準体型に近い人はさほど調整を要さず、安く汎用的な椅子でも快適に過ごせるというところがあります(安い椅子でも全然OK!みたいな人は体型で得をしている可能性があるのです。色々事前に調べることが重要ですね)

逆に、背が極端に高い、低い、あとは足が短い、足が長いという要素がある場合(これは洋服のサイズとかでわかりますよね。私は身長に対して股下が短いです涙)、調整出来る椅子が必須です。

これらが合わないと肩がこることがあるので、肩こりを軽減したいという理由で購入する場合、強く重視することをお勧めします。

(1)座高:補完パーツとしての電動デスクとフットレスト

座高調整はほとんどのオフィスチェアについていて、問題になることはありませんが、すべての基準になるので、軽視できません。

www.omnicalculator.com

しかし、オフィスチェアの正しい座高というものを多くの人は知りませんし、お仕着せのデスクではうまくいかないことも多々あります。これは椅子だけでは解消しないので、包括的な視点で考えることが重要です。

◆パソコンの画面に対して目線の高さは0度~10度が理想
ノートパソコンの場合、本や箱などを下に置いて、目線の高さに近づけましょう。
また、座る時に少し背中が前傾姿勢になりがちなので、骨盤の真上に耳の穴が位置するようなイメージで座ってみてください。

◆ひじの高さが、肩甲骨がちょっとだけ上がるくらいの高さにイスを調整する
座ったときに、デスクの高さが高すぎたり低すぎたりすると、首に負担がかかります。ひじの高さを、肩甲骨がちょっとだけ上がるくらいの高さにイスを調整します。肩の力がふっと抜けるくらいになると、ちょうどいいです。

在宅勤務の肩や首のコリ ストレートネックもタオル1枚で解消 | NHK

言葉でいうと上記なのですが、なかなかイメージが湧かないと思います。そのためには具体的に測って見るのが良いと思います。

上の計算サイトを見てもらうとわかりますが、例えば、日本男性の平均である171cmの場合、デスクの高さは最大70.5cm(最小64cm)、座面の高さは46cmまでとなっています。

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試しにアスクルで適当に机の高さを見ると、高さ70cmも多いですが、72cmもあります。最大より高いのですね。

弊社調べによると、身長~176cmの方にとって、キーボード作業をするのにデスク高70cmは高すぎるようです。

デスクが高すぎると、肩を持ち上げるような状態でタイピングすることになり、肩や首周辺に疲労が溜まりやすくなります。特にデスクワーカーの女性や小柄な男性の中には自覚がある方も多いではないでしょうか。

机の高さと椅子の座面の高さの関連性 | Bauhütte®

バウヒュッテもこのような見解です。

これでもし身長が160cmだったりすると、適正な高さのMAXは65cmですから7cmも高いことになります。

また、最小と最大で高さの差が6cmもありますが、これは2つパラメータがあります。

一つは上のバウヒュッテのサイトが言うように、書き仕事と、キーボード作業の違いです。キーボード作業だと低くていいのですね。その椅子で何をするかが重要なのです。

もう一つは何かというと、これは私の推測ですが、おそらく手の長さです。同じ身長でも手の長い人と短い人がいます。これは、ほぼ足の長い人と足の短い人に対応すると考えられます。平均的にベストな高さは中間の67cm程度ですし、足がかなり短い人は、64cmほどが快適だと考えられます。しかし、実際にはそんな低い高さの机を使える可能性は低いのではないでしょうか。

 

一つには、高さ調節可能なスタンディングデスクを購入することで対応出来ます。

 

 

自宅ならいいですよね。途中で起立するのも集中力維持の観点からもよいです。

もう1つは、より安価で簡単です。机の高さを変更する必要はありません。フットレストを導入することです。手足が標準~短い、または身長がそもそも低い人がすぐに補正するとしたらこれがもっとも現実的です。職場で足元に持ち込んでいても問題になりにくいと思いますし。

 

高価でいい椅子を追い求めるより先に、これら2つの要素、机の高さと、フットレストの導入について真剣に考える必要があります。姿勢がしっくりこない場合にまず検討すべきことです。

 

机の奥行きが広い場合、アームレストを使わずに、デスクにすべて載せてしまうという手もあります。(逆にアームレストを諦めて、机の方を買う手も)。

 

 

ちなみに、座面をギリギリまで低くしたい人のために38.5cmまで下げられるという謳い文句のオカムラのCG-Mを紹介しておきます。何らかの事情でフットレストが置けない環境というのはあり得ると思いますので。

可動式アームレストの重要性:肩こりが気になる人へ

肘掛けがなぜ重要なのかというと、単純です。腕をひじかけにおけるということは、それだけ肩にかかる負担を軽減することが出来ます。しかし、腕をひじかけに置くには、机の高さとひじかけの高さがほぼ同じか、ややひじかけが低い程度に調整されている必要があります。

案外これが叶わないのです。試座必須と言われたりしますが、ここが体型と合っている場合、実際可動不要で安く仕上がる可能性もあります。

しかし、実際には少なくとも高さが変動、できれば腕の位置にあわせて左右も動いてくれる方があなたの腕を助けてくれる可能性が高まるでしょう。肩こりに悩まされている場合はなおさらです。

安価な椅子ですとゲーミングチェアでは比較的重視されている印象です(4Dアームレスト)が、オフィスチェアで重視されているのは珍しいです。

 

4Dというのは上下左右前後のことです。こちらは安価なものですがちゃんと可動することが歌われています。

こちらはオフィスチェアとしては最も安い部類ですが上下には動くので、左右幅が気にならないのであれば選択肢に入ってくるでしょう。

 

 

イトーキのサリダのひじかけは上下と前後に動きます。

 

よりメジャーメーカーのエントリーモデルで肘可動ですと

オカムラ/CG-Mがアジャストアームモデルがあります(アームがないモデルもあるので注意してください)

 

コクヨのエントリーも可動肘ですね。これは上下だけのようです。フットレストがついているのもお得です(ただし、フットレストが必要なのは全員ではありません。

オカムラはビラージュも可動肘がつけられます。

 

ニトリのフォリストもアームレストがしっかり稼働してくれます。

 

ゲーミング用にはこのように後付けパーツもあるようです。

ランバーサポートは取り外しできると良い

腰痛持ちの方がオフィスチェアを選ぶ時に注意したい4つのポイント

椅子の専門店ではランバーサポートは取り外し可能なものを進めています

キャスターは椅子選びのときにはあまり重要ではない→自分で交換出来るから

キャスターは多くの場合簡単に交換出来ます。純正品も単品で購入出来ることが多いですし(下記参照)

 

 

下記のような汎用品でも問題なく使えることが多いでしょう(私も傷がつきにくいものに交換しています)

 

前傾チルトが出来る椅子はかなり限られる

人は集中するときに前傾姿勢になります。デスク上で物理的にペンを使って執筆や資料作り、デザインづくりをするような場合は特にそうです(学校という空間は基本が前傾姿勢なわけで、オフィスチェアの後傾姿勢が基本の世界とは完全に異なります)

 

前傾姿勢がとれる椅子の筆頭はアーロンチェアです。

 

また、オカムラのシルフィも前傾に対応しています。

反対に、有名な椅子にも関わらず前傾姿勢に対応していないのが、スチールケースのリープチェアです。

 

比較的リーズナブルな前傾姿勢対応の椅子ですとオカムラのビラージュ等があると思います(稼働肘版もあります)

 

ニトリに前傾機能がついた椅子がないか探してみましたが

 

エルゴヒューマンの10万越えのモデルしかありませんでした。ある程度以上の高級椅子についている機能ですが、ニトリほどまでは安くなくても、国産の椅子(オカムラやコクヨ)であれば、10万円を切る椅子にも搭載されているので、そちらから探すのがよいと思います。

海外ヘビーユーザのランキングはリープチエアとアーロン、ジェスチャー

https://www.btod.com/blog/best-office-chair-tier-list/