gannenの3文以内にまとめる日記

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マルクスガブリエルを読んで渋谷のマリオカートに乗ってるやつ見せて「おーシミューラクル」って言わせるの既定路線すぎる

記事要旨

意外に古典的な日本論がまだ通用する

 

マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する (NHK出版新書 569)

マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する (NHK出版新書 569)

 

 

思弁的実在論って何だよって皆さん持ってるというレベルの人がここに検索で来るのかっていうのは私にはちょっと分からないがこちらとしてはずっと思弁的実在論って何だよっていうのを思い続けてもう2年が経ってしまった

 

現代思想 2015年1月号 特集=現代思想の新展開2015 -思弁的実在論と新しい唯物論-

現代思想 2015年1月号 特集=現代思想の新展開2015 -思弁的実在論と新しい唯物論-

 

 

 

フランス現代思想がかっこいいっていうのもともと何で読んだんだったか大塚英志辺りがロランバルト 紹介していた それがきっかけだったか

 

定本 物語消費論 (角川文庫)

定本 物語消費論 (角川文庫)

 

 

あるいは講談社現代新書橋爪大三郎の 初めての構造主義を書店で見たのがきっかけだったか

 

はじめての構造主義 (講談社現代新書)

はじめての構造主義 (講談社現代新書)

 

 

何だったかもう思い出せないが 遅れてきたフランス現代思想ファンで私があったことは間違いがない

往時の盛り上がりぶりというのはもう分からないが相当な盛り上がりだったようで、解説本とんでもない数が出ていて古本でも図書館でも何でもかなり色んな物が読めた

 

当時非常に読みやすかったのは武田誠司の現代思想の冒険

 

現代思想の冒険 (ちくま学芸文庫)

現代思想の冒険 (ちくま学芸文庫)

 

 

あそうそう当時はマトリックスも流行っていたのでそれに対して ボードリヤールのシミュラクルだというようなそういう話が 話も新聞とかネットとかで見たような気がします

とにかく当時のフランス現代思想は 解説本がすごく多かったその後出たものもたくさんありますが 宝島のムックでどんどん本が出てるような口で本がどんどん出てるようなそんな時代だったようです

 

 

あと 後は後知恵的に 時代を作ることになったと言われる構造と力も入手して寄りましたいきなり構造と力が読めるのかは分からないですが今となっては分からないですが あれもチャート式で整理するというとうかいの中で述べられているようにわかりやすく書こうとそういうものではあったとは思います

 

構造と力―記号論を超えて

構造と力―記号論を超えて

 

 

 

現代思想はまあバックに1968年のフランスの学生運動学生運動と言うとまぁ日本の学生運動が浮かんでしまうんですが 日本の学生運動もまあこういったことと関係がないわけじゃない 哲学や思想というのは案外その時代時代の政治的な事情っていうものに対応しているところもあって政治的な事情に対応しているというところで3種のある種の応用編 哲学や思想の理論的な部分があってそれが実際に例えばでもする人とかそういう人がどう考えているか どういう風に影響を与えたかっていうレベルの応用編みたいなことがはっきりしている

というのが 実はまあフランス現代思想についてはギリギリ担保されていた所もあったりします で その後 これに近い 運動 ていうものとしてセンセーショナルに出てきたのが思弁的実在論 だったのですが 今一つ 門外漢からするとどういう要請に従って出てきたものなのかというのが 分かりにくいっていうのが趣味なところですしょうみなところです

 

1968年―― 反乱のグローバリズム

1968年―― 反乱のグローバリズム

 

いつまで経っても思弁的実在論にいかねえな。

 

表徴の帝国 (ちくま学芸文庫)

表徴の帝国 (ちくま学芸文庫)